ヨーゼフ・クリップス[1902-1974]はウィーン生まれのオーストリアの指揮者。ワインガルトナーらに師事し、1921年、19歳でワインガルトナーの助手、コレペティトゥーアとしてウィーン・フォルクスオーパーと契約。当時のフォルクスオーパーは『サロメ』や『トスカ』など新作オペラ上演にも熱心な通常のオペラハウスで、クリップスはここで指揮助手のほか、歌手のコーチや合唱の指導もおこなって経験を積み、その後、25歳の若さでカールスルーエ国立歌劇場の楽長に就任、1935年には33歳でウィーン・アカデミーの教授となっていました。
しかし1938年、オーストリアがドイツに併合されると、父親がユダヤ系だったクリップスはベオグラードに移り、ユーゴスラヴィアが戦争に巻き込まれるまで、歌劇場とベオグラード・フィルの客演指揮者として過ごすことになります。
戦争が終わるとクリップスはすぐにオーストリアに戻り、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とザルツブルク音楽祭を戦後最初に指揮した人となります。
クリップスはその後、1950年からロンドン交響楽団首席指揮者、1954年からバッファロー・フィル音楽監督、1963年からサンフランシスコ交響楽団音楽監督、1970年からウィーン交響楽団の首席指揮者を務める一方、1947年にコヴェント・ガーデン王立歌劇場にデビューし、1966年にはメトロポリタン歌劇場にも出演するなど、オペラの分野でも活躍していました。
その間、デッカやフィリップス、EMI、エヴェレスト、リーダーズ・ダイジェストなどにレコーディングもおこなっており、数々の話題作を発表してもいました。(HMV)
美品。
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