●概要
13世紀から18世紀にかけての中央チベットの歴史、諸宗派、宗教文学の歴史、密教の思想的背景について詳述。 実際の壁画やタンカの図版を多数掲載し、タンカの起源、制作方法、
インド・中国・中央アジアからの影響、色彩や線の象徴的意味、図像学などを網羅。
●編者:ジュゼッペ・トゥッチ(Givseppe Tucci、1894-1984)
チベットと仏教史研究を中心とするイタリアの東洋学者・考古学者。
多言語に通じ、ローマ大学などで教鞭を執った。
若くして独学で東洋諸語を学び、第一次大戦後にローマ大学を卒業。
インドに長期滞在し、ヴィシュヴァ・バラーティ大学などで学びつつ教育・研究活動を行った。
帰国後はローマ大学教授として活躍し、1933年にイタリア中東極東研究所(IsMEO)の創設に関与、1947年から1978年まで所長を務めた。
1920年代から1950年代にかけて、チベットやネパール、インド、アフガニスタンなどで数多くの探検と考古学的調査を実施、
その膨大な成果は、本書『Tibetan Painted Scrolls(西蔵絵巻集成)』などの著作にまとめられています。
1978年にネルー賞およびバルザン賞を受賞。
■コンディション
セット函に小傷み・小汚れ、本体カバーに微小なシミが有ります。 本体は良好の部類です。