194 x 50 センチ (全体) 111 x 39 センチ (本紙)
軸先:骨
※全体サイズは表具の端から端のサイズです。軸先部分は含みません。
※商品・軸先の状態につきまして下記【重要なおしらせ】項目をご一読お願いいたします。 紙本(印刷ではなく、描かれている作品です。)
【英一蝶】1652-1724 江戸前期から中期にかけて活躍した風俗画家。伊勢亀山藩(三重県)藩主石川昌勝の侍医の子として京都に生まれた。本姓は多賀氏,名は安雄のちに信香,字は君受。絵描きの才能を認められた一蝶は、藩主の命令で狩野安信に入門するが、のちに破門されたといわれる。多賀朝湖の画名を使ったが,伊豆三宅島配流から許されて江戸へ戻ってのち,姓を英,通称を一蝶と改めた。号は狩林散人,翠蓑翁,隣樵庵,暁雲堂など数多いが,一蝶を名乗ってからは,北窓翁をもっぱら号した。
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【江口の君】 平安時代から鎌倉時代にかけて摂津国江口にいた遊女の総称。 また、謡曲「江口」で西行法師と歌問答をしたとされる遊女の妙をさす。 西国行脚の旅僧が摂津国江口の里(大阪市東淀川区)に到ると、 出会った女が、むかし、西行法師が宿を借りた時の問答歌を聞かせて、 「自分はその時の遊女、江口の君「妙」の化身である」と告げて消え去る。 旅僧がその跡を弔っていると、再び先ほどの遊女が侍女と共に舟に乗って現われ、 舟遊びの様や歌舞を奏して楽しんでいたが、 やがて、遊女(江口の君)は普賢菩薩と化して白雲に乗り西の空に消えていく。 問答歌 (新古今和歌集 巻十) 世の中を厭ふまでこそ難からめ、かりの宿りを惜しむ君かな 西行 「出家までするのは難しいとしても、あなたは一夜の宿まで惜しむのですか」 世をいとふ人とし聞けば、かりの宿に心止むなと思ふばかりぞ 江口妙 「世を嫌って出家された方なのに、仮の宿(=この世)に執着なさるなんてと思っただけです」
【普賢菩薩】 仏の悟り,瞑想,修行を象徴する菩薩。仏の教化や衆生済度をたすけるとされる。文殊菩薩とともに諸菩薩の上位にあって釈迦如来の右脇侍。白象にのった姿であらわされる。華厳経や法華経などに登場。東京国立博物館蔵の画像,大倉文化財団蔵の彫像が有名。
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※付属品につきまして 商品は画像に写っている物が全てになります。 木箱、タトウ箱などの有無につきましても画像をご覧いただき御判断お願いいたします。
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