中国古玩宋代官窯弦文三管瓶時代有りになります。
哥窯とは南宋時代に浙江省にあった青磁窯です。
伝説的な窯とされ不明な点がおおく、窯址も未詳です。
哥窯は青磁ながら白いのが特徴です。
哥窯は汝窯・官窯・定窯・鈞窯とともに五代名窯と称えられていました。
「哥哥窯」や「華夏鈞窯(かかきんよう)」とも呼ばれます。
官窯は中国宮廷の窯、もしくはそこで製陶された焼き物を指しています。
政治支配者によって築かれた陶窯であり、殖産興業としての官窯と、高い美術性を高級感を追求する宮廷御器(ぎょき)を制作する官窯の2つに大別されます。中国における始まりは五代の後周(こうしゅう)王朝の柴窯説が有力ですが、その実態に関しては不確かです。
確認されている官窯に関する記述としては、大中祥府9年(1016)記銘の「薛英(せつえい)程録」内の、遼(りょう)の国内に官窯が設けられていたとの記載が注目されています。
これは同時期より早い時期に設けられていた、北宋の官窯を手本に築かれたことを伺わせる、官窯の歴史を紐解く上での貴重な資料です。ちなみに南宋時代の官窯は、当時都が置かれた杭州(こうしゅう)開かれたことが伝えられています。
大変希少な三管瓶花瓶を、委託出品させて頂きます。
サイズ
高さ 約22cm
胴張り 約14cm