自作のボルスターは3種類入っていますが、ボルスターのセンターピン受けのインサートナットは 8両分しかありませんので、上記 3種のボルスターのうちのどれかを選択し上から圧入してお使いください。このインサートナットは一般で入手できますので、他のボルスターも使ってみたい場合は別途入手ください。ボルスター枠に「日光」と浮き出しがあるのが、カツミの軸受メタルとカツミ/エンドウの車輪を使うものです。13mm用のも「日光」と書かれていますがこれは便宜上つけてあるだけで、IMON の車輪を使うことが出来ます。
ボルスターには 0.5mm程度の穴が開いています。この穴に 0.3mmの燐青銅線を通して車輪または車軸と接触させることで集電対応の台車にすることが出来ます。ボルスターと PLUM キットの台車枠を固定する場合は、カツミや IMON の台車サイドビスを使ってください。
ボルスターの床取り付け部は PLUM オリジナルと同じようにでっぱりがありますので、取り付け方向は決まるようになっているとともに、台車が回転してしまうことはありません。また燐青銅線も長さと曲げ具合を調整すれば、もとからある床板の穴を通して床上にも出すことはできると思います。
組立例は写真6がボルスターの使用例、写真7がクーラーの使用例、写真8が渡り板と貫通扉の使用例(ガラスはキットの余りのものを使います。)、写真9が妻面通風口グリルの取り付け例、写真10がスカートの取り付け例です。いずれも PLUM 209系への加工が必要です。
なお、写真6~写真10の車両は出品物ではありません。
予備品として確保していたパーツなので、積層痕やサポートを外すときの欠損や造形時の溝などは修正していません。なので、それらが気になる場合には自分の手で加工してきれいにする必要があります。そのため、自分で車両を作ったりした経験のない人には不向きです。少なくともプラモデルの組立でパテ盛りやペーパーでの削りなどが出来ないと、このパーツを使うことは難しいと思います。なので、状態や使用例などを写真でよくご確認の上、入札にご参加ください。
出品物は個人自分で楽しむ範囲として作成したものの余剰を出品しているものなので、完成品や鉄道模型メーカーのような品物ではありません。昔ながらのガレージキットと同様だということをご理解いただける方、ノークレームノーリターンをお約束いただける方に入札いただければと思います。車両について自分でメンテナンスができない方は申し訳ありませんが入札はご遠慮ください。
安価に発送できるように「ゆうパケットポストmini」にも対応しますが、厚みの制限があるので緩衝材は多く入れることが出来ません。なので、破損しないように梱包は行いますが、「ゆうパケットポストmini」を選択された場合は輸送中に破損する可能性もあるということをご理解の上選択してください。