マーティン・ワトソンの浮世絵
アダチ版画制作の「Equilibrium」
制作年2022年
エディション150
サインあり
技法木版画・ハンドフィニッシュ
サイズ縦 450mm × 横 300mm
コンディション新品
額縁 Italian Whiteのセット
額装済5万円ほど。
2022年9月、マーティン・ワトソンは日本初の大型個展「OKAERI」を渋谷パルコで開催。この個展に際してアダチ版画とコラボで抽選販売されたのが、マーティン・ワトソン初の浮世絵作品「Equilibrium」です。
MWとアダチ版画のコラボ
アダチ版画研究所は浮世絵の制作技術を高度に継承した職人をかかえる唯一の版元です。
江戸時代の浮世絵を技術の基礎とし、草間彌生、LY、花井祐介、ジェームス・ジーンなどの現代のアーティスト達と現代の木版画を作り、新しい可能性を追求し続けています。
マーティン・ワトソン初の浮世絵は彫師(ほりし)、摺師(すりし)そして、マーティン・ワトソン絵師(えし)の三者の協力によって初めて完成します。
彫師 x 摺師 x 絵師 がつむぐ浮世絵
まずは、彫師(ほりし)が絵師(えし)であるマーティン・ワトソンの意図を読み解きながら、作品の線を版木に彫りあげていきます。小刀一本で線を彫る作業は、研ぎ澄まされた集中力と高い精度を要します。
次に、摺師(すりし)が馬連(ばれん)を使って、マーティン・ワトソンの描いた世界観を感じながら、色を調合し、紙に丁寧にすり重ねて行きます。
最後にマーティン・ワトソン本人が手書きの部分を加えることでストリートアート版の浮世絵が仕上がりです。
無形重要文化財の和紙を使用
作品には日本の無形重要文化財でもあり、1500年続くと語られる技法で漉(す)かれた和紙「越前生漉奉書(えちぜんきずきぼうしょ)」が使われています。
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