こちらは85年製FERNANDES FST-135に装着されていた物です。
当時のFERNANDES FST最上位モデルに装着された物で、EMG SA3発にSPC回路(ストラト・プレゼンス・コントロール)といういかにもスティーブ・ルカサーに影響を受けたモデルの電装です。
確かこのモデルの他にもジミーモデルのFERNANDES BSV-155にも搭載されていたと思います。
当時のカタログに曰く
EMG-SA WITH SPC!!ハムバッキングサウンドを可能にした!!
EMG-SAとSPCのコンビネーションは、スティーブ・ルカサーのサウンドの秘密でもあり、彼の大のお気に入りの様だ。
抜群の性能を誇るEMG-SA(別出品)は、ヴィンテージ・ストラトの特徴でもある強いミッドレンジ・レスポンスとフルレンジ・サウンドを備えている。
ストラトスタイルから最高のオーバードライブ・トーンを引き出し、シャープな反応と、抜群のサスティン性能を誇っている。
そして、このEMG-SAに専用のミッドレンジをイコライズ・ブーストさせるSPCが作動。
深みのあるハムバッキングサウンドに変身するのだ。
SPCノブをいっぱいに絞り込みと、バイパス状態でEMG-SA本来のサウンド。
フルテンの状態では2000HZ時出力は6dbブーストされ、シングルノートでの演奏時においても音痩せせずに太いハムバッキングサウンドを作り出す。
だそうです。
ちなみにこれ単体でポットと基盤のみで、SPC-1(USA製)が18000円、SPC-2(日本製)が8000円という凄い値段で販売していました。
これはどちらかはわかりませんが、CRL社製の5点式スイッチにEMG純正のアクティブ対応ポットと、USA製パーツがついているのでなんとなくSPC-1の方のような気がします。
3シングルのストラト用電装パーツです。
アクティブ対応電装です。
取り外すまで問題なく作動していましたが、もし問題があれば返金させていただきます。
送料はゆうパケットで230円、ゆうパケットプラスで410円、レターパックプラスで520円です。
種ギター自体も当時かなり高額のモデルであったので、非常に残存数も期待できず、まず入手不可能のアイテムだと思います。
ぜひ、EMG+SPCを体感してみてください。