Epiphoneは、ギブソン・カスタムショップとの初のコラボレーションによる「1959 Les Paul Standard」を発売。
その経緯は2018年のエピフォンのデザイン・ミーティングにて「ギブソン・カスタムショップのビンテージなルックスを持ちながらも、入手しやすい価格帯のギターを作ることを目標にしたらどうだろうか」という発案があり、これをきっかけに、ギブソン・カスタムショップとのコラボレーションが実現。希少なビンテージ・クラシックを見事に再現したモデルとなっている。
・・・とまぁモデル仕様詳細をご覧になっても従来のEpiphoneレスポールを駆逐するようなスペックで作成されていますね。その一つがこちらのMalloryコンデンサです。
Malloryといえば、
「トーンコンデンサーには、電気部品メーカー「マロリー (Mallory)」社製がセレクトされています。同社は1916年に創業、第二次世界大戦中に実用的な水銀電池を開発、これが現在の「デュラセル(Duracell)」の発端となりました。マロリーのフィルムコンデンサー「150」シリーズは、高音質オーディオ用として評価が高く、特に音抜けの良さが評価されており、高級ギターブランドでも採用例があります。
現在はCornell Dubilierの傘下となっております。 」
とあるように、歴史の長い会社で信頼度も高い製品を生産しているようです。
また、
「ツイードトーンで有名なマロリー社製ポリエステルフィルムコンデンサは真空管アンプなどに使われてきたことで知られていますが、米国では以前からシングルPU用トーンとして人気が高く、近年ではPRSがトーン回路用に採用するなど、ギターのトーン回路用としても高い評価を得ています。」
とこれまたギターに使用されて好評を博しています。
そのEpiphone「1959 Les Paul Standard」に搭載されている、Malloryコンデンサの出品です。
こちらは往年のGibson 1959 Les Paul Standardと同一の容量/耐圧で0.022uFの400V、レスポールやSGなどのハンバッカーに最適です。
巷では各種容量/耐圧のMalloryコンデンサが売られているようですが、どれも耐圧が630Vだったり250Vだったり往年のレスポール、特に59年式には適合しない容量のものは安価で存在しています。
少し古いEpiphoneレスポールや、ガムみたいなコンデンサのついているギターからのアップグレードにいかがでしょう?
2ハンバッカーのギターに合うように、二個セットでの出品です。
裸線の脚がショートしないように、ブラックのエンパイアチューブ付きです。脚が長すぎると思うので、必要な長さに切って、チューブで絶縁して下さい。あとは半田付けするだけです。