さらにこれを衣服の側からみると、原理的には主を選ばない、容易に交換可能なものである。このような観点から、モノとしての衣服を もう少し強調してみると、当たり前のことであるが、衣服とは「布の一形態」であるということになる。すなわち、衣服とは特定の意味 づけされた「布」である。そして、人は「衣服を着ている」のではなく「布を着ている」のである。 【ものと人間の文化史 古着 (朝岡康二著 法政大学出版局2003年発行)】より抜粋 本展では布を作り出す多様な素材、布を裁ち縫う裁縫にまつわる世界(布の記憶として布、裁縫絵馬、裁縫教育の雛形)そして魅力的な 仕事着(刺し子や裂織りで継ぎ接ぎを繰り返した様々な素材の野良着)など、この三つの場面での布の使われ方に視点に合わせて、 さまざまの表情の布を紹介しています。 ● 図録「布の声をきく」 ● 目次 ごあいさつ 布の声の聴き方 布の誕生 布を裁つ・布を縫う 布をまとう 青森県の仕事着 田中忠三郎 庄内のさしことさきおり 犬塚幹士 会津の刺子 佐々木長生 会津地方における仕事着の変遷 佐々木長生 資料一覧 参考文献 チラシ付 目立つダメージなく程度良好です。 ■発送方法■ 送料無料 ■※注意事項※■ ・評価は当方への評価をいただいた方へのみ入力いたします。 ・評価不要の方はその旨をご連絡いただき相互評価無しといたします。 ・領収書は発行しておりません。 | |||
落札価格 | 2,850円 |
入札件数 | 1件(入札履歴) |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
発送方法 | おてがる配送ゆうパケット |
発送地域 | 京都府 |
終了日時 | 2024年4月15日 21時51分 |
出品者 | siosiomiro (評価) |
オークションID | p1116187919 |