古いヴァイオリンです。たぶん19c中頃くらいでしょう。変わっているのはサウンドポストクラックがバスバー側にあることです。つまりサウスポー楽器です、通常f孔から魂柱を入れて立てますが、この楽器は通常の場所のf孔が狭すぎて適当な太さの魂柱が入りませんでした、仕方なくf孔を少し削って(0.5mm程)入れました。
おおむねサウスポーの人は才能豊かな人が多いのですが、この楽器の持ち主もそうだったのでしょう、とても豊かな響きがあるようです。音を録音しましたのでお聴きください
こちらからどうぞ。
念のため、今は普通のセッティングです(サウスポー用ではありません)
サイズはLob355,bouts 165,109,206mm mensur194mm(弦長)重さが490g
顎宛が変な形ですが、これは2ウェイのもので中央につけた場合テールピースに干渉するのを嫌って少し 削り取ってあります。
発送は佐川急便着払いにしております。ご了承ください。
(2023年 6月 23日 7時 40分 追加)プロヴァイダーのせいでうまく再生できない場合があるようですのでアドレスを書いておきます。https://www1.ttcn.ne.jp/~ebisumusicstudio/southpoe.mp3
(2023年 10月 10日 14時 18分 追加)サウンドファイルが聴けない(開かない)ばあいは、別ウインドウ(googleが良いと思います)でリンクを開いてください。