ジャパンビンテージの中でも人気が高いS.Yairi、その中でも希少性が高いオール単板仕様のYD-306になります。
1971年に生産が開始された当時の仕様はスプルース単板トップ、ハカランダ合板サイド、ハカランダ単板バックという仕様で、1976年後半からサイドバックの仕様がローズウッドに変更されます。
その過渡期でほとんどがサイド合板仕様の中、一部オール単板仕様の個体が存在します。数が少なくあまり市場に出回る事が無いその貴重な一本です。
表板にヒビがありましたがプロの手でリペアされておりほとんどわかりません。(写真4)リペアの際に表板をオールラッカーでリフィニッシュされています。
50年近く前のもので、使用による打ち傷等がありますが、メンテナンスされており年式を考えると非常に綺麗です。
リペア、メンテナンス箇所
●表板ヒビ修理
●表板オールラッカーリフィニッシュ
●フレット擦り合わせ
●弦高調整含む全体調整
音に関しては主観ですが、50年近く前のもので音が枯れており非常によく鳴ります。元々豪快で良い音でしたが、トップをオールラッカーでリフィニッシュした事により一枚フィルターが取れたようなクリアで繊細さが増した良い音になっていると思います。
●本機の仕様トップ-スプルース単板サイドバック-ローズウッド単板ネック-マホガニー(ダイヤモンドボリュート)指板 エボニー ブリッジ-ローズウッド
ナット、サドル-牛骨スケール-645mmナット幅-44mm
弦高-6弦2.5mm 1弦2mmネック-概ねストレート(僅かに逆反り)
発送に関しましては、ハードケースに入れてプチプチでくるんでの発送となります。ご了承下さい。
あくまで中古品、個人保管という事をご理解の上、ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。