- 故障品(電源が入らない・入っても動作しないなど)
- 旧規格になって利用価値が落ちた製品
- 未開封の売れ残り商品
- 傷有り品
- 動作未確認の品
などを「ジャンク品」と称して販売していることがある。販売者が「正常な動作を保証しない、保証外の品物」という意味合いでジャンク品という言葉が使われることが多い。
明らかに破損している場合を除き、故障品と動作未確認品を見分けることは難しい。そのため、両方とも同じように販売されていることもある。動作未確認品は動作する可能性が残っているため、ジャンク品の中でも比較的高値で売られる傾向にある。
ジャンク品はマニア以外にはあまりなじみのない言葉でありさらに中古品と同程度の価格で売られていることもあるため、正常に動作するものと勘違いして購入した人と販売店との間でトラブルの原因になることがある。しかし、ジャンク品は前述のようにあくまでも動作を保証しない商品であるため、故障品、修理不可能であった場合を覚悟した上で購入する必要がある
ジャンク品に関する一般的な約束ごと[編集]
ジャンク品に関しては以下のように一般的な約束ごとがある。
- ジャンク品に関して説明書が付属している場合があるが、記載されているスペックは「すべて正常であった場合」を仮定したものであり部品取り等で使用されパーツが搭載されていない場合も多々起こりうる。
- そのままでは正常に使用できる確率は低い。動作に問題がある場合や、全く動作しないことがある。
- たいていのジャンク品は取扱い説明書・ケーブルなどの付属品・デバイスドライバなどを欠いており、仮に機器として故障していなくてもそのままでは実用に供せないこともあり得る。
- 特にパソコンなどの電子機器についてはジャンク品に流れている時点で生きているパーツは既にすべて取り外されている可能性がある。
- ノートパソコンのジャンク品等はガワ(筐体)だけで判断して購入すると中身の基盤やディスプレイ等すべてが抜き取られており部品取りなどにも耐えないものがあることに注意を要する
- 販売者は原則として、動作を確認していないか、動作に不具合のあったものをジャンク品としている。付属品・外見などの状態は確認される場合が多い。また、商品に故障が予期される場合、接続した機器を破損する可能性があるため、動作確認を行うこと自体にリスクがある。
- 販売者側で動作を確認していても、故障時にメーカーの保証を受けられない。
- 販売者が、その商品に関して、正常使用可能であることを表記していても、あくまでそれが約束されているということではない。販売店の側で保証があったとしても、店頭のみもしくは購入後1~3日程度の短期間に設定される。
- 商品自体が明らかに説明に反していたりでもしない限り、返品、交換などは原則として受け付けられない。商品に関しての質問も基本的にはNGである[5]。
- ジャンク扱い・ジャンク品扱いとは、その商品をジャンク品として扱うとの意味であり未保証である。