本品はIC-736の液晶不良で周波数・モードが読めないことがあり作ったものです。
PIC16F1705の調歩同期通信で周波数データ等を受け、100*16のグラフィック
有機ELモジュールで表示させています。上側の表示器です。
下側のリグ連動表示用サンプルで商品に含まれません。
有機ELは液晶に比べハイコントラスト,高視野角,応答速度が速いのが特徴です。
表示の追従性などはここをご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=WjfZ-DDPdos
色とオープニングメッセージは異なります。
フォントはできる限り大きく独自に作ったものです。
レイアウトの関係上1Hz単位の表示は小さめのフォントになります。
ケーブル・コネクタ付ですのですぐに使用できます。ケーブル長は長からず短からずの約50cmです。
ケースはご用意下さい。タカチSW-100がベストフィットです。また、百均のプラケースに収納するのも
良いでしょう。一例として写真10を示します。半透明プラケースでは、窓を設けなくても十分機能します。
液晶不良が発生しやすいIC-732、IC-756にも使用可能です。
添付されておりませんが、ショートピースをつければオープニングメッセージの変更できます。
また、IC-706/IC-746などの100MHz台の表示も可能です。ただし、スモールフォントになります。
【仕様】
・ボーレートは9600BPS/4800BPS/1200BPS自動判別します。
判別後は内部フラッシュメモリに記録しますので次回からその伝送速度で正常動作します。
・リグアドレスは00H以外不問です。ボーレートを判別し正常表示時にリグアドレスがわかりますので、
そのアドレスを内部フラッシュメモリに記憶します。
・次回起動時は記憶したリグアドレス,ボーレートでリグの周波数・モードを問い合わせ表示します。
・以後はリグ操作で周波数・モードを表示します。
・消費電流は約50mA程度です。
【使用法】
(1)リグ接続ケーブルをつなぎます。7ピンDINコネクタはACC(1)/ACC(2)どちら
でも構いません。3.5φミニジャックはREMOTEへつないで下さい。
(2)リグの電源を投入します。初回はボーレート,リグアドレスがわかりませんので、
リグが操作されるまで「IC-736」と表示し待ち続けます。
(3)VFO A/Bボタン操作すると周波数,モードデータがリグから出力されます。
(4)ボーレートが不一致の場合9600BPS-4800BPS-1200BPS-9600BPSに順次切替
て行きますので間隔を空けながらVFO A/Bボタン操作して下さい。
(5)周波数,モードが正常に表示されればそのまま使用ください。
(6)次回の電源投入時はオープニングメッセージを2秒表示後リグの周波数,
モードが自動的に表示されます。
(7)リグのリグアドレスもしくはボーレート変更の際は本機の設定も変更せねばなりません。
REMOTEプラグを抜いて電源投入で3~4秒程度で本機は初期化されます。
【構成品】
(1)制御基板-動作確認済み
(2)有機ELモジュール-動作確認済み
(3)リグ接続ケーブル-REMOTE接続用ジャックと電源取得用7ピンDINコネクタ
(4)回路図-A4印刷物
【その他】
(1)本機ではリグの周波数,モードのみの表示限定で、本機からリグ操作は 一切できません。
(2)海外発送はいたしません。
(3)配送はネコポスを元払いでの送付となります。
(4)IC-736本体とプラケースは付属しません。
(5)黄色有機ELモジュールは完売で青色になります、青色は価格上昇のため送料負担下さい。
(6)写真は使い回しです。
(7)ケーブルコネクタを抜く際は電線を持って抜かないで下さい、電線が切れます。コネクタハウジングを持って抜いて下さい。