真空管ラジオ ナショナル DL-325型
■MW専用 MT菅 トランスレス 5球スーパー
昭和30年(1955)頃の製造 コンパクトなベークライトボディーの MT管パーソナルラジオです
裏蓋と底床ボードか一体成型の機種で海外の大手メーカーの手法を真似たものでしょうか
メリットとして気付いた事は シャーシーを取り出す事なく内部の配線やパーツに手入れができます
■このラジオ
この時代の殆どの機種と同じく バリコン廻りの状態が悪く取付ゴムが溶け落ちている為シャーシー
との電気接触や位置のズレが起こり このゴムを取替る事なしには前に進めないものです
ケミコンとペーパーコンの全数交換も終わり少し隙間ができたところに外部機器の接続ジャックを取付け
そしてマイナス側のAC100V絶縁も行いました
しかし使用可能な機器は電池で動作しているもの限定とお考えください(充電式でも充電中は不可です)
■完了して
僅かにハムがありますが感度が良く快適にお使い戴けると思います
横幅 25㎝のコンパクトサイズは邪魔にならずインテリアとして好適かと思います
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■整備
キャビネット : 外面塗装 ラッカースプレー ダークブラウン
ダイヤル文字 : ゴールドペイントで文字入れ
シャーシー内部 : ケミコン、ペーパーコン全数交換
ボリューム : オリジナルをメンテしました
外部機器接続 : シャーシー背面に3.5φジャックを付けました、機器の接続は手軽です
専用の両プラグ付きコードが付属します
■交換品目
ACコード、ペーパーコン ケミコン全数、ダイヤル糸、バリコンゴム、アンテナ線
■真空管構成
12BE6 12BD6 12AV 35C5 35W4
■寸法
幅 25 Cm 高 17 Cm 奥行 13 Cm (つまみ含まず)
■到着時の動作は保障致しますが、以降の不具合や外観については保障できません
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↑ 裏ブタと床板が一体構造でパーツや配線のメンテもできます ↑
↑ OPTはオリジナルではありませんが音質良好です ↑
↑ 背面から底面への一体の板アメリカのラジオで見かけますね ↑
↑ バリコンはゴム交換の際 洗浄しました ↑
↑ オリジナルの 12㎝PD 傷み無く綺麗な音です ↑
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