前回出品の状態からドア交換をして正規化及びテールライトの遮光を強化した製品となっております。
ご覧いただきありがとうございます。こちらの商品はKATOのスハニ35 スハ44をベースに以下の加工を施し44系観光団体専用列車(昭和36年頃)としたものです。
・スハニ35荷物室側はKATOカプラーに交換
・5両目を除いてサッシを銀色で塗装しアルミサッシを簡易再現
・5両目を除いてドアを10系同等品に交換 (New!)
・5両目を除いて車体を青15号で塗装し車体裾部にクリーム帯を塗装
・最後尾のスハフ43 10番台はスハ44の窓を塞ぎテールライトを設置、点灯対応
・5両目は昭和36年より登場した簡易体質改善車をぶどう色/号の車体で再現
・最後尾のスハフ43 10番台のデッキ側カプラーは連結対応
・車番は
スハニ35 6 (1両目)
スハ44 2 (2両目)
スハ44 4 (3両目)
スハ44 6 (4両目)
スハ44 24 (5両目) ※簡易体質改善車
スハフ43 12 (6両目)
の6両編成
・所属は「大ミハ」に設定
【実車について】
実車は東海道線特急「つばめ」「はと」に用いられていたスハニ35とスハ44が昭和35年の客車特急廃止に伴う余剰により当時としては初となる「観光団体専用列車」向け客車として整備された客車です。スハ44系は編成向き固定の特急列車として運用されていた都合で固定クロスシートでしたが、編成向きを変える手間が団体列車としての運用に不向きである事から座席向きを転換可能な回転クロスシートに交換する工事が行われました。また、この際にドアを10系客車と同等の軽量扉に更新しアルミサッシ化や内装を淡緑色を基調とするなどの工事がされました。そして緩急車が不足することからスハ44をデッキ側から1列目の区画を車掌室として整備したスハフ43 10番台が登場しています。スハフ43 10番台は全車が体質改善車で登場しました。昭和36年になると予算削減の都合で車体色をぶどう色2号としてサッシやドアが原型のままの簡易体質改善車が登場します。
昭和36年3月より東京を出て白浜・京都を周遊する南紀観光号・白浜観光号・京都観光号などにも用いられていました。
実際には○○観光号の名称で運用されていた列車は両端がスハフ43 10番台でしたが、団体専用列車としてのチャーターで存在していたであろうと思われるスハニ35とスハ44、スハフ43 10番台、簡易体質改善のスハ44で構成された編成を再現しています。
〈発送について〉
KATOブックケースに入れた後に梱包材で梱包後ゆうパックにて発送となります。