昨年8月以来、8ヶ月ぶりに「初代マッドスペシャル(濃い藤色×白)」を出品いたします。
出品ステッカーは当方が所有する最後の1枚で御座います。
本作は、これまで広く流通しておりました「初期タイプ」の元になった幻の逸品で御座います。
サイズも一回り大きく、左右は1センチ近くも長いステッカーです(3枚目の比較画像参照)
文字のラインや細かい個所は「初期タイプ」よりも細く繊細ではありますが
プロトタイプのような性質の品ゆえ、若干のビビりやラインの歪みなども御座います。
入手後はグラシン紙に包んだうえで箱に入れて大切に保管しておりましたが、
出品ステッカーには若干の「ヨレ」「圧し痕」「小キズ」「スレキズ」などが御座います。
ヤフオクやモバオク、メルカリなどで氾濫しております「部外者が自作したマガイモノ」ではありません。
また、1980年代~四国のマニアにより乱造乱発された「空想上のステッカー」でも御座いません。
著作権法上とても重要な意味をもつ初版制作時~の原版フィルムや版下などの著作物は、
制作に携わられた先輩方よりわたくしが預かり40年に及ぶ長きにわたり大切に保管しております。
近年登録された「商標登録」などは、わたくしどもの有する「先行著作権」に対して
なんら効力は及びませんのでご安心のうえご参加くださいませ(商標法第29条参照)
「マッドスペシャル(最狂のキチガイ@通称マッド)」は1970年代中期、
首都圏最大の組織と当局から認定された伝説の巨大チーム。
昭和49年「関東連合」創設の音頭をとり、結成集会に大物代議士秘書まで駆けつけて
多くのチームに関東連合加盟を呼びかけたという逸話もあります。
創設者様の人脈と政治力には全国のチームが度肝を抜かれました。
チーム名の由来はアメリカのパロディー誌「MAD」からの命名と伝わっております。
その増刊号の名は「MAD-SPECIAL(マッドスペシャル)」そのものでした。
「最狂のキチガイ」というチーム名からも推察されますように、
スピードに熱狂し狂人的な走りで一世を風靡した巨大チーム「マッドスペシャル」
出品ステッカーはマッドの看板がこのデザインに変更された最初のバージョンです。
数あるマッドの名作の中でも非常にレアな「濃い藤色」で制作された素晴らしい逸品です。