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■コメント■
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ご覧いただきありがとうございます。
帝室技芸員『月山貞一』作と伝わる平造脇差です。
月山貞一は本名を弥五郎といい天保7年に江州須越村に生まれ
7歳で月山貞吉の養子となり、若くして鍛刀技術に才覚を発揮し
明治39年4月には現在の人間国宝にあたる帝室技芸員に任ぜられ
宮内省御用鍛冶を務めた、幕末～明治期を代表する名匠です。
五箇伝を自在に使い分ける史上稀な器用さを誇った貞一は
刀身彫刻の名手としても誉れ高く位列では新々刀上々作に列位し、
その技量は子・貞勝、孫・二代貞一へと代々にわたって受け継がれ
現代に於いても大坂月山家の地位は不動のものとなっています。
本作は愛刀家様により秘蔵された初めて世に出る一振、
月山伝の正統継承者にしか成し得ない見事な綾杉肌を鍛え
無銘なれど月山貞一の所伝が首肯できる古月山写しの名品です。
刃長1尺2寸、伸びやかで反りついた健全な平造で
身幅広く重ね適度で南北朝期を思わせる造込みとなり、
杢が連なり幾重もの柾が波打つ御手本のような綾杉肌に
地沸ついて肌目に沿って明瞭な地景入り随所に地斑が表れ
刃文は匂口やわらかな直刃調に小乱れ交じり鉄が冴えるなど、
月山派の真骨頂を発揮した見応え溢れる傑作刀です。
茎仕立は常に見る化粧鑢でなく古月山に倣ったものとなり
現行の鑑定審査による出世にも期待が持てる真面目な一振で、
時代ある変わり二重ハバキと白鞘からも伝来の良さが窺えます。
宮内省御用を務めた帝室技芸員『初代月山貞一』典型作、
出来素晴らしい古月山写し綾杉肌の名品を末永くご愛蔵下さい。
ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。
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■詳細■
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◇◆ 寸法 ◆◇
刃長：36.5cm 元幅：3.00cm 先幅：2.30cm
元重：0.60cm 先重：0.48cm 反り：0.4cm 目釘孔：1個
刀身重量：306g
（素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます）
◇◆ 状態 ◆◇
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・多少のヒケや鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。
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■お支払方法■
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◇Yahoo!かんたん決済◇
・ご決済を確認後、商品を発送致します。
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■発送方法■
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◇◆ 発送方法 ◆◇
・基本的に 送料元払 で発送致します。
◇◆ 送料 ◆◇
・送料は全国一律 1,800円 です。
・品物によっては同梱発送も可能です。
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■その他■
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・気になる点はお気軽にご質問下さい。
・画像の刀掛けは付属致しません。
・著しく評価の悪い方は入札を取り消しさせていただく場合がございます。
・スムーズで気持ちの良いお取引にご協力をお願い致します。
※近頃、落札者様から一切ご連絡をいただけない事例が発生しています。
評価が新規の方も歓迎しますが、質問欄より一言ご連絡をお願い致します。
ご連絡なき場合はいたずらと判断して入札削除する場合がございますので、
大変お手数とは存じますがご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
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