国内盤 7枚組
廃盤
マイルス・デイヴィス
《コンプリート・ライヴ・アット
プラグド・ニッケル 1965》
愛蔵家ナンバー入り
日本語解説付き
タモリ、
菊池武夫、
村上”ポンタ”秀一、
油井正一、
ウェイン・ショーター、ほか寄稿
1965年に録音された、シカゴ「プラグド・ニッケル」での「フリー」なマイルス・クインテットのライブの全貌を捉えたコンプリート・ボックス。
ゴールドCD7枚組み。
プラグド・ニッケル・ライヴについては、そもそも米コロンビアが発売を見送っていたところ(マイルスが乗る気でなかった)、日本CBSソニーがコロンビアに眠っていた膨大なオリジナル・マスターから発掘、発売してきたという歴史的な経緯があります。そして当初は米コロンビアの日本法人に過ぎなかったCBSソニーでしたが、90年代にはいってソニーが実質的にコロンビアを買収したという経営上の力関係がその背景として大いに影響して、この「コンプリート・プラグド・ニッケル」が陽の目を見たのだと推測されます。
マイルス・デイヴスという、ある意味でのメインストリーム中のメインストリームのアーティストが出した「フリージャズ」への回答といったらいいだろうか、 マイルスが一瞬ステージを降りたあとのハンコックのセシル・テイラー張りのエルボウを使った演奏などは、BNでのレコーディングアーティスト同士であった とはいえ、この時期ハンコックさえが“フリージャズの誘惑”にとり憑かれていたことを物語っている。
日本で初めて、この演奏の一部が陽の目を見たとき、誰もがマイルスの60年代の実際の演奏に思いを馳せた。レコードでの発表に執拗なまでに神経を使い、テ オ・マセロの天才的な編集によって、メインストリーマーとしての姿勢を崩させなかった大Columbia Records。しかし、その裏でマイルスは淡々のその牙を研ぎつつあった。
圧倒的なロックの対等を前にして、ビートルズ全盛の時代、マイ ルスは自らをステージから消してまでフリースタイルには突入しなかった。2000年を越えて発売される「コンプリート・ボックス」群は、そうしたマイルス の真実を次々とジャズファンの前に暴き出し、マイルスがフリージャズやコルトレーンジャズへの回答を決して避けていたわけではないことを証明してくれた。
マイルス・デイヴィス(tp)
ウェイン・ショーター(ts)
ハービー・ハンコック(p)
ロン・カーター(b)
トニー・ウィリアムス(ds)
[Disc 1]
01イフ・アイ・ワー・ア・ベル
02ステラ・バイ・スターライト
03ウォーキン
04アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥ・イージリー~テーマ
[Disc 2]
01マイ・ファニー・ヴァレンタイン
02フォア
03ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ
04アジテイション
05ラウンド・ミッドナイト
06マイルストーンズ~テーマ
[Disc 3]
01オール・オブ・ユー
02オレオ
03アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥ・イージリー
04ノー・ブルース
05アイ・ソウト・アバウト・ユー~テーマ
[Disc 4]
01イフ・アイ・ワー・ア・ベル
02ステラ・バイ・スターライト
03ウォーキン
04アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥ・イージリー~テーマ
[Disc 5]
01オール・オブ・ユー
02アジテイション
03マイ・ファニー・ヴァレンタイン
04オン・グリーン・ドルフィン・ストリート
05ソー・ホワット
[Disc 6]
01ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ
02マイルストーンズ
03枯葉
04アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥ・イージリー
05ノー・ブルース~テーマ
[Disc 7]
01ステラ・バイ・スターライト
02オール・ブルース
03イエスタデイズ
04テーマ
国内盤 7枚組
ゴールド・ディスク仕様
日本語解説付き
日本語ブックレット付き
コンディション良好。
発送は、ゆうパック(おてがる版)60サイズを予定しています。
土曜、日曜日は発送作業ができませんこと、ご了承ください。