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Paphiopedilum volonteanum パフィオ ボロンィアナム 親巨体輪 極美麗花 国内実生 を出品します。
パフィオペディラム ボロンィアナムは1892年に記載登録されたボルネオ島、東マレーシア、サバ州のみ自生する野生ランです。標高400m~2500mの暖地から寒冷地の丘陵地帯、尾根付近の東南に面した森林に自生点在していますが、現在は開発が進み、低地での発見は困難な状況です。
花の形、色共に変化に富み、草の中に自生するものはステムは長く、ペタルは上に捩れ、岩を背に自生するもののペタルは比較的にフラットに展開するなど、多様な環境に応じて形態、色を適応させる様子を見せる興味深い蘭です。近年1500m以上の高地では多花正のボロンィアナムも発見されています。
出品株は国内実生したものを5年前にフラスコから出し育ててきたものです。生育は緩慢で、育成を急かすような処置をすると軟腐が入ってしまうこともしばしばです。
嘗て、30年以上前、 日本でのボロンィアナムの栽培は困難を極めるものがありました。生息域の情報が皆無のまま輸入され、試行錯誤の末枯らしてしまった苦い経験をお持ちの方もいらっしゃるのではと思います。しかしご安心ください。国内実生ですので順調に栽培できると思います。
①②③は親株の開花画像です。片親は12㎝を超える巨体輪です。花期は初夏、現地では5月頃となります。初花は概して小さく、2回3回目は一回り大きな花が咲きますので、大株に造って楽しまれてください。画像④~⑩は今回出品の株の様子です。
株は2.5号プラ鉢バーク植えです。
ボロンィアナムの良い株をお探しの方はこの機会にどうぞ。
落札された方には簡単な育成に関する情報をお伝えします。
到着いたしましたら、受け取り連絡をしてくださるようよろしくお願い申し上げます。