経本 真読訓読 延命地蔵経 地蔵和讃 平かな附 地蔵菩薩 千世界が振動し、文殊菩薩、普賢菩薩、金剛蔵菩薩、虚空蔵菩薩、聖観音菩薩
以下引用です
『延命地蔵菩薩経』(えんめいじぞうぼさつきょう)とは、日本で成立した偽経である。不空訳ということになっている。その名の通り地蔵菩薩のご利益を説く。本文では地蔵菩薩は「延命地蔵菩薩」「延命菩薩」とも呼称される。
他の大乗仏典のように「如是我聞」ではじまるが、釈迦が説法する場所は須弥山を囲む七金山の一つであり地蔵菩薩の住居とされる羅陀山(からだせん、きゃらだせん)である。そこで釈迦は無垢生という名の帝釈の質問に答え、自分が没した後に衆生を助け救う存在として延命地蔵菩薩の名を挙げ、そのはたらきについて述べていく。