コリンズ 75S-1 受信機 整備済の落札結果
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コリンズ 75S-1 受信機 整備済の商品画像

コリンズ 75S-1 受信機 整備済の画像1
コリンズ 75S-1 受信機 整備済の画像2
コリンズ 75S-1 受信機 整備済の画像3
コリンズ 75S-1 受信機 整備済の画像4
コリンズ 75S-1 受信機 整備済の画像5
コリンズ 75S-1 受信機 整備済の画像6
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コリンズ 75S-1 受信機 整備済の画像8

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コリンズ 75S-1 受信機 整備済の商品説明

米国コリンズ社製のアマチュア無線用短波SSB受信機です。
以前にも75S-1を出品しましたが、これは別のもので手持ち最後の1台です。

75S-1は75Sシリーズ初代の受信機で、後期の75S-3シリーズに比較してむしろ音色が良いという評価もあり根強いファンがいる様です。

シリアル番号は10600番台で1961年頃の製造と推定されます。
六十数年物ですから相応の使用感はありますが、まだまだ現役で使用できます。

75Sシリーズ受信機は、ダイアルのタッチの良さ、周波数ダイアルの読みやすさ、聞き易い音、操作性の良さ、外観の上品さ等で評価が高く、最近の半導体式トランシーバーのプラスチックな質感とは一線を画します。

内部・外部ともに汚れやホコリを取り除き、電気的・機械的な整備を行ってありますので動作は良好です。
電解コンデンサは全て新品に交換し、ペーパーコンデンサは全てフィルムコンデンサに交換しました。
バイアス回路のセレン整流器はシリコンダイオードに交換しました。 真空管も必要なものは新古品や新品に交換済です。

この75S-1は、75S-1用として販売されていたWaters社のノッチフィルタが実装されていました。
特性を実測・評価したところ、ノッチフィルタとしての機能はありましたが、同時に他の特性への悪影響も認められたため、バイパスしてオリジナル回路に戻しました。

具体的な悪影響としては、
・メカフィル帯域外の減衰特性悪化(フィルタの切れが顕著に悪化)
・OFF機能がないため、ノッチ周波数をAM帯域外に追いやることができず、音質悪化
などです。

下の写真は、整備が完了した状態で7.1MHz信号を受信した際にスピーカ端子に得られる出力のスペクトラムです。

歪が-40dB程度、ハム(主にPTOのハムサイドバンド)が-50dBほどで、平均的な75S-1よりもかなり良好です。

75s1-8



尚、「75S-1は75S-3Bや75S-3Cよりも音が良い」という“噂”がありますので、今回検証をしてみました。
その結果が下の写真です。 これは不良品ではなく整備済の75S-3Bの特性です。


75s1-9



測定した75S-3Bはこの75S-1に比較して歪みが14dBほど悪く、ハムも11dBほど悪い測定結果で、個体差はあると思いますが、“噂”はフェイク情報という事でもなさそうです。

下の写真は、この75S-1に7.0MHzで0.1μVの信号をアンテナ端子に加えた際の、スピーカ端子出力信号です(1.128kHzにあるのが信号です)。

75s1-10



75S-1の仕様値は、アンテナ端子に1μVの信号を加えた場合のS/N比が15dBですが、この個体の実測値は30.4dBと優秀です。

落札者には取説の電子ファイル(CD)を差し上げます。

オークション情報 中古

落札価格 58,501
入札件数 48件(入札履歴
商品の状態 傷や汚れあり
発送方法 おてがる配送宅急便
発送地域 長野県
終了日時 2025年6月1日 22時04分
出品者 sp6********評価
オークションID m1186175091

カテゴリ落札トレンド