(貴重) アンティーク 祭儀用腰布 タピス 金糸刺繍 1900年頃 インドネシア スマトラ島 ランプン 検 古布 イカット バティック 更紗の落札結果
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(貴重) アンティーク 祭儀用腰布 タピス 金糸刺繍 1900年頃 インドネシア スマトラ島 ランプン 検 古布 イカット バティック 更紗の商品画像

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(貴重) アンティーク 祭儀用腰布 タピス 金糸刺繍 1900年頃 インドネシア スマトラ島 ランプン 検 古布 イカット バティック 更紗の商品説明

 補修や傷みがあるものの、貴重な布ですので、コレクションに入れていました。高温多湿のインドネシアでは、100年以上も前の古い染織は本当に残っていないものです。特にタピスは、インドネシア染織の中では、最も数少ない布です。その理由は、庶民が日常着用した布ではなく、支配階級の祭儀用衣装であったためです。高い技術により素晴らしい仕事がなされている布で、プリミティブな古布がお好きな方に向いている一枚です。2、3枚目等の部分画像は、実物より明るく写っていますが、実際は、1、4、7枚目の全体が写っている画像の色合いです。
 これは、インドネシア スマトラ島南部 ランプン地方の「タピス」という儀礼用布で、大きさは、縦約112㎝×横60.5㎝(筒状に縫い合わされたオリジナルの腰巻のままですので、実際の布の長さは60.5×2の121㎝あります)です。生地の素材は木綿と絹で、天然染料で染められています。 1900年頃の古布であることを保証します。4枚目画像の黄緑色矢印部分で縫い合わされた3枚パネルです。
 このタピスの特長は、多様な金糸刺繍がなされていることと下部に文字が刺繍されている点です。中にアルファベットを真似たような文字が見られます。この時代に現地で文字の読み書きができたのは、一部の階級の人たちだけでした。一般にタピスは、族長夫人が儀式の際、身に付けた衣装で、「インドネシア染織体系」巻末の解説には、「タピスは、ランプン族の代表的な染織で20世紀初頭に衰退し、散逸し数少ないため、祭儀の度に貸借している」とあります。この本が書かれた1978年時点でそういう現状ですので、現在では出会うことができないのも納得がいきます。
 この布は、黒い生地部分は手紡ぎ木綿それも非常に繊細な糸が使われています。今ではもうこのような細い糸を紡ぎ出す技術は廃れてしまってありません。天然染料で染められた縞部分は、絹糸で織られています。交織は、時代のあるタピスの特徴でもあります。そこに、金糸と金属円盤等を用い、技術を駆使しながら多様な刺繍がなされています。様々な文様や下部には、文字が刺繍されていますが、それらの意味は、今では失われ不明です。刺繍部分を拡大(2、3枚目画像)して見るとよく分かりますが、向きや技法を変え、赤い糸で固定しながら様々な形状の刺繍がなされ、金属円盤を一つずつ縫い付けるなど、実に緻密な仕事です。
 タピスは織られなくなってから儀式の度に村々の間で貸借して使用してきたため、通常傷みが激しいものです。こちらは、120年も経た布ですので、補修や傷みが多くあります。傷み部分は黄色で囲み、補修部分は青で囲みました。表側(4枚目画像)の上部(5枚目画像)と下部(6枚目画像)及び反対側(7枚目画像)の上部(8枚目画像)と下部(9枚目画像)の各画像でご確認ください。一番大きな傷みは、上部(10枚目画像)です。ただ、この上部以外は、しっかりと古い補修がなされており、すぐに破れが広がる状態ではありません。いずれも鑑賞する分には差し障りないでしょう。持ってみるとこなれて手に吸い付くような典型的な古布の感触で、主観もありますがいわゆる襤褸という感じではありません。このようなタピスは、代々大切にされ、儀式で着用されてきた布だったのだと思います。その他、パネル縫合部分の傷み、汚れや糸の摩耗、円盤等が剥離している部分が見られます。それらも、長い時を経て大切にされてきた本物の布の証ととらえ、古布にご理解のある方のみ、ご入札をお願いいたします。
 タピスは貴重な染織ですので20世紀後半には複製が作られていますが、この布は、古いオリジナルであることを保証します。整理のための出品で、この布の希少さを考えると大変リーズナブルかと思います。お好きな方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

※ 悪い評価が大変多く、お取引に不安を感じる方は、入札時や落札時に削除をさせていただくことがありますので、予めご了承ください。また、(決済は期日までで結構ですが)落札者情報のみのご連絡だけは、落札日翌日の午前中までにいただける方のみ、ご入札をお願いいたします。落札後に理由無くご連絡をいただけない方や到着後に受け取り連絡をいただけない方は、申し訳ありませんが以降の入札は、ご遠慮いただいています。

※午前中までにご決済をいただいた場合は、その日のうちに発送いたします。午後以降にご決済いただいた場合は、翌日の発送となります。また、落札後のこちらからの評価は、評価をくださった方のみとしておりますので、ご了承願います。

(2024年 4月 21日 19時 11分 追加)
1枚目画像コメントに「1800年代後半の布」と記載しましたが、こちらの布に使われている深い色の染料は、それぐらい時代の上がるものです。1880年〜1900年にかけての布かと考えていますが、タイトルや説明文中では、厳しく見て「1900年頃」としておきました。東博の所蔵品目録では、このタイプのタピスは19世紀〜となっています。いずれにしても、タピスは20世紀初頭には衰退してしまった布で、一般にはほとんど出回ることの無い貴重な布です。

オークション情報 中古

落札価格 30,000
入札件数 1件(入札履歴
商品の状態 全体的に状態が悪い
発送方法 おてがる配送宅急便など
発送地域 宮城県
終了日時 2024年4月22日 21時40分
出品者 太陽collection80’s評価
オークションID m1133374128

カテゴリ落札トレンド