商品詳細 | |||
◆言葉を磨くヴィクトリアンの犬◆
◆Antique Mahogany Hand Ink Blotter with Dog◆
ブロッター/ Blotter、ご存じでしょうか。 正式にはハンドインクブロッター。ディップペンや万年筆などで書いた筆跡の上を手で転がして、余分なインクを吸い取るための道具のことです。 歴史は古く、大きくとらえれば「インクで書く」と同時に「書いた後に吸い取る」ツールは存在していました。アフリカでは砂と粘土と太陽が、中世の修道院ではイカの骨から作られた粉が使用されていたといわれています。 そして1800年代初頭には、ハンドインクブロッターが登場しました。木、石、金属、磁器、またはガラスで作られており、小さなハンドル、湾曲したベース、テキストの上で揺すって余分なインクを取り除くことができるフェルトの底を備えていました。1800年代半ばまでに、紙の発達により紙がフェルトに取って代わられることが多くなりました。 そして20世紀半ばのボールペンの登場により、ハンドインクブロッターの市場は急速に縮小することになります。 そんな歴史をもつブロッター。 今回ご紹介するのは、艶めくマホガニー材と特徴的な犬のハンドルがついた、英国からの逸品です。犬は少々怖い形相で、何かに向かって吠え掛かっているようです。犬種は推測ですが、細身の体躯、小さめの耳、長い鼻、くるりと細長い尻尾から、グレイハウンドの一種かな、と思います。 そして犬種と犬の状態から、ハンティングに関連する品物ではないかと推測いたします。ハンティング好きな紳士の持ちものだったのかもしれません。時代は古く、ヴィクトリア時代中期1870年代頃のものと思われます。 犬のハンドルは回すと外すことが出来、吸い取り紙を交換することが出来ます。がっしりとしたネジと無垢材のマホガニーを堪能しながら紙を交換する行為は、なんとも贅沢な気持ちになるのではないでしょか。 文章を手で書くことが減った現代。でもだからこそ、趣味でカリギュラフィーをされる方がいたり、大切な方へのメッセージカードを書いたりすることは、必要な事ではなく、特別なこととしてとらえられるようになってきました。 ディップペンや万年筆で書き、丁寧にブロッターをかければ、貴方の言葉にさらに磨きをかけたような気持ちになることでしょう。もちろん印鑑の仕上げにもおすすめです。 英国アンティークの特別なひとしなを、貴方の日常に加えてみてはいかがでしょうか。 ◆England ◆推定製造年代:c.1870年代 ◆素材:マホガニー、真鍮、他 ◆サイズ:幅約16cm 奥行き約6.4cm 高さ約8cm ◆重量:453g ◆在庫数:1点のみ 【NOTE】 *古いお品物ですので、一部に小傷や汚れ、変色がみられます。詳細は画像にてご確認ください。 *画像の備品は付属しません。 *上記ご了承の上、お求めください。 |
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発送について | |||
ご決済確認後、5日以内に東京都目黒区から発送いたします。 全国一律送料無料にてお届けいたします。 発送方法は、当店契約の配送業者に限ります。 落札後の交渉等はいたしかねますので、ご納得の上ご入札ください。 |
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ご紹介 | |||
紳士の為の西洋小物骨董店 Todd Lowrey Antiques 特定商取引法に基づく表記は、当店ウエブサイトにてご確認ください。 http://toddlowrey.com Todd Lowrey Antiquesはd+Aが運営しております。 d+Aの活動についてはこちらでご紹介しております。 http://www.dplusa.jp |
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落札価格 | 18,000円 |
入札件数 | 1件(入札履歴) |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |
発送方法 | 宅急便(ヤマト運輸) |
発送地域 | 東京都 目黒区 |
終了日時 | 2024年4月19日 19時38分 |
出品者 | Design+Antiques (評価) |
オークションID | m1133099321 |