未開封新品です。VirtuosoオリジナルのプレスCDです。
EMERSON, LAKE & PALMER / DEFINITIVE URAWA 1996 (プレス2CD)
Virtuoso
Live at Bunka Center, Urawa, Japan 19th October 1996 ULTIMATE SOUND (from Original Masters)
史上最高のキーボード・トリオが残した最後の日本公演「1996年10月19日:浦和文化センター」公演。その現場を超絶級サウンドで永久保存するプレス2CDで登場です。
本作は、まさにラスト・コンサートとなった浦和公演の超・極上オーディエンス録音。歴史上、EL&Pは日本でコンサートを行ったのは24年間で全20公演ありました。良い機会ですので、ここでその全貌を振り返ってみましょう。
●1972年
・7月22日+24日(2公演)
●1992年
・9月10日-19日(8公演)
●1996年
・10月8日:福岡サンパレス
・10月9日:大阪フェスティバルホール
・10月10日:名古屋市公会堂
・10月12日:渋谷公会堂
・10月13日:東京厚生年金会館
・10月14日:仙台イズミティ21
・10月15日-18日:中野サンプラザ(3公演)
・10月19日:浦和文化センター 【本作】
これがEL&Pによるライヴ・イン・ジャパンのすべて。1972年の初来日には大暴動の伝説を残し、1992年には20年ぶりの復活に湧いた。最後の1996年はその4年後にあたり、復活の衝撃は薄れつつも史上最多の10公演という大規模ツアーで列島を縦断しました。本作の浦和公演は、そんな“EL&Pと日本”の最後の一夜なのです。
まさにメモリアルな一夜を記録した本作は、そんな感慨さえも霧散する超極上サウンド。録音者本人から直接譲られたオーディエンス録音ではあるものの、そのサウンドは「オーディエンス」の言葉から連想するものとはかけ離れている。楽音の芯はぶっとく、輪郭もクッキリしていてダイレクト感満点。キース・エマーソンの妙技はもちろんのこと、カール・パーマーの細かいシンバルワークからブリブリと轟くグレッグ・レイクのベース、そして歌声。それらすべてが克明でバランスも素晴らしく、「サウンドボード級」ではなく「オフィシャル級オーディエンス」と呼びたい超絶級サウンドなのです。1996年の日本公演を……いえ、世界を見渡しても、これほど見事な客席サウンドで1996年-1998年の再始動期を聴いたことがありません。
しかも、ライヴの内容がまた素晴らしい。二度目の1992年は20年ぶりという巨大な衝撃が印象的でしたが、セットは本作の方が良いくらい。「Paper Blood」や「Black Moon」といった復活後のナンバーが消え、全編往年の名曲だらけ。1992年ではやらなかった「Bitches Crystal」「Honky Tonk Train Blues」「Take A Pebble」、さらにはEL&POWELLの「Touch And Go」まで披露される。こうしたナンバーは公式盤『LIVE IN POLAND』にもありましたが、本作ではそこでも聴けない「Tiger In A Spotlight」「Hoedown」まで楽しめるのです。
そして、それ以上なのが1996年の日本ならではのムード。1992年では観客側が20年ぶりの緊張感に支配されていましたが、三度目は幾分リラックス気味でショウそのものを楽しむ余裕があった。この日もその空気感がたっぷりで、曲間の喝采も暖かく盛大。「Knife Edge」で広がる手拍子はビシッと揃いながらも広く、「1音も聞き逃すまい」という緊張感よりも“楽しさ”がアリアリと現れているのです。そのムードと最終公演の意気込みからか、演奏もいつにも増して豪快。複雑な曲展開も思い切りよくダイナミックでありながらミスらしいミスもなく、ビシビシと決めていくのです。
驚異的なサウンド、素晴らしい名演、ノーカットの完全収録……すべてが揃った大名盤です。純音楽的、世界的に見ても素晴らしすぎるライヴアルバムではありますが、私たち日本人にとってはそれ以上。他のどのショウでもない、1回だけの日本最後の夜。その二度とない現場に超絶級サウンドで立ち会える永久保存プレス2CDです。どうぞ、いつでも、いつまでもお楽しみください。
★サウンドボード・レベルの超高音質です。(EL&P最後の日本公演です。)
Disc 1(44:19)
1. Karn Evil 9
2. Tiger In A Spotlight
3. Hoedown
4. Touch And Go
5. Knife Edge
6. Bitches Crystal
7. Still...You Turn Me On
8. From The Beginning
9. A Tribute To Kevin Gilbert
10. Honky Tonk Train Blues
11. Take A Pebble
Disc 2(44:19)
1. Lucky Man
2. Tarkus
3. Pictures At An Exhibition
4. Fanfare For The Common Man
5. Rondo
6. Drum Solo
7. Rondo (Reprise)
8. Finale
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