Jon Anderson
中古盤
日本国内盤
ジョン・アンダーソンは、シンフォニック系ロックバンド「YES」のフロントマン。普段は、8分を超える大作や、複雑な拍子を織り込んだ曲を得意とするが。本作はポップ化で大ヒットした「90125編成」の後を継ぐ時期。難解さゼロの、超ポップに徹した作品となっている。
ポップにも色々あるが、TOTO のメンバーがバックアップしているので、明るくアメリカンな仕上がり。それでいて、決してゲスト参加とかではなく、主旋律は100%アンダーソン節なので、ちゃんと「YES」の歌にも聞こえる。
某・情報番組のBGMとして、全面的にこのアルバムの収録曲が使われていて、声と時期から YES 関連作品を当たって、見つけ出した思い出がある。アンダーソン本人は、イマイチ好みじゃなかったらしいが、一発で耳に残る抜群のポップソング集となっている。自分はオープニング曲が一番気に入っている。