ヤーコプスの『イドメネオ』
ハルモニア・ムンディ入魂の豪華仕様で登場!
待望の録音がついに登場です!
モーツァルトのダ・ポンテ三部作、『ティートの慈悲』に続いてヤーコプスが取り上げたのは、セリアの傑作『イドメネオ』。ヤーコプスは、2008年11月に、バリャドリッド(スペイン)、ケルン、ブリュッセル、パリとこのオペラを演奏会形式で集中的に上演、その直後の12月にセッション録音をおこなっています。
名作として録音も多数あるこのオペラですが、ヤーコプスの演奏はさすがに高度。これまでの成果を生かし、オーケストラはいよいよ熱く雄弁にモーツァルトの意図を音にしています。そして古楽界の名歌手をずらりと並べた歌手!
ことにタイトルロールのクロフトは、至難なことで知られる第2幕のアリアを鮮やかに歌い切り、思わずブラヴォーと叫びたくなるほど。さらにはフィンク、イム、ペンダチャンスカ、ターヴァーと、ヤーコプスのモーツァルト・シリーズで活躍した歌手たちが適材適所で起用、その上大祭司にはベテラン、リヴァンクを配するという豪華さ。
基本的にミュンヘン初演稿に基づいており、幕切れのバレエも演奏されています。加えて第3幕には、初演時には外されたイダマンテのアリア、エレットラのアリア、イドメネオのアリアが追加されており、分量がだいぶ増えています。さらに補遺として、神秘の声の別ヴァージョンを収録。また、いつも通りこの演奏でもフォルテピアノが雄弁に活躍しています。
なお、付属のDVDには“Making of”と題したメイキング映像が収録されています。異稿や補遺まで含む精緻な楽曲研究や、アグレッシヴでありながらも入念な演奏内容、セッションならではの優秀な音質、そして豪華な仕様と、文句なしに素晴らしいモーツァルトの注目盤の登場と言えるでしょう。