2004年に国内リリースされた英本国では1967年リリースの彼らのサードアルバムで、こちらは紙ジャケ仕様であり、さらに当時
アルバム未収録であったシングル・ナンバー2曲にオルタネイト・ミックス6曲の、計8曲のボーナストラックが追加収録されて
います。前作「ゲット・ザ・ピクチャー?」から2年後のリリースで、ここからR&Bに根ざした荒削りなビート・サウンドから
いかにもスウィンギング・ロンドンといったポップでカラフルな音世界になり出します。とはいっても、今改めて聴きますと前作
「ゲット・ザ・ピクチャー?」で、すでにこのアルバムと共通する要素は見えていたように思います。
メンバー、特にフィル・メイがこの作品に嫌悪感を抱いていたようですが、皮肉なことに当時のスウィンギング・ロンドンの雰囲気を
上手く伝えてくれる内容に仕上がっているかと感じます。ライナーに記載されているように、当時のメンバーにとっては忸怩たる
ものがあったであろうし、気持ちもわからなくは無いですが。そういえばビートルズも「レット・イット・ビー」のセッションで
ポール・マッカートニーが同じような憤りを持っていました。そうはいってもヴィヴ・プリンスの一連のやらかしのせいで、
レコードの売り上げがかんぱしくなくなってしまったため、利益を上げねばならないレーベルとしてはこんなこともしなければ
ならなかったのでしょう。まあレーベルの思惑は外れてしまっていますが。
興味をもたれた方、いかがでしょうか?入手後20年が経過したものですので、再生できないといった重大なトラブルが無い限り
ノークレームノーリターンでお願いします。
※落札後72時間以内に取引開始の連絡をいただけない方、並びにこちらからの送料連絡後72時間以内に入金手続きをして
いただけない方、甚だ不本意ではありますし申し訳ありませんが、落札者都合による削除を行いブラックリストに入れさせて
いただきます。
なぜならヤフネコが匿名配送になってからというもの、落札しても一切の連絡をしてくださらない方が増えているようなのです。
2018年8月末以降3,4ヶ月で毎月1,2人ほどおりました。このような状況ではこうせざるを得ません。あしからずご了承願います。