和歌山AQ総合のカラマンダリンになります。
とても味が良く種がすこしあります
商品の補足ですが
カリフォルニア大学のフロスト博士が、1915年(大正4年)に尾張系温州にキングマンダリンを交配し育成した品種で、1935年に命名、発表されました。
わが国へは昭和30年(1955)に田中長三郎によって種子で導入され、その後、農水省、愛媛果樹試験場などに穂木でも導入されました。
当初、酸が高いのでこれは商品にならない、と放っておかれていたようです。しかし、ほったらかしにしていたカラマンダリンの実に、5月ごろヒヨドリが群がっているのをみて品質調査をしたところ、味が格別に良いので商品化を試みたという経歴があるようです。
また、「南津海」という品種もあるのですが、これはカラマンダリンと吉浦ポンカンを交配し、育成された品種ということです。
カラマンダリンに比べて比較的減酸が早いようですが、見た目や品質的にもカラマンダリンとほとんど差異はなく、特に区別せず出荷していることが多いようです。
宜しくお願い致します。