¶ シチズン 新本中三針(S中三) センターセコンド 17石 PARA SHOCK PHYNOX 稼働品ジャンク 手巻き 新品風防 新品黒革ベルト 変わり文字板 ¶
この時計のコンディション(赤字=美点)
◯リューズを巻くことができ、また引いて時刻の変更が可能な事を確認しています。稼働しますが、止まることもありましたのでジャンク扱いでお願いします。
◯60年以上経過しており外周蛇の目変わり文字板に汚れはありますが、風防は新品に交換済・ケース・ムーブメント(画像7参照)等も綺麗です。
◯新品黒革ベルトに銀尾錠です。
◯純正裏蓋のセンターセコンド表記も残っています。
この機種の特徴
12型本中三針の実質的な後継機として1955年2月に販売が開始されました。この頃は国産腕時計史において極めて重要な時期と言えます。この時計を皮切りに同年6月にはSEIKOマーベルが登場し、翌年にはオリエント初の本中T型が発売され、国産各社本中三針に命運をかけた時代の始まりでした。
CITIZENの中三針は、SEIKOのスーパーと比較して、方式的に古典的な機械であったため、やや古さが指摘され始めていました。そこで、CITIZENはこの新本中三針(S中三針)の開発に関して同社技術陣が総力をあげて取り組み、全社的に“社運を賭けた”機械であったと言われています。15.17石の製品については干支に石数表示がありますが、19・11石については表示がありません。
文字板のPHYNOXとは【錆びない・へたりにくい・トルク変動が少ない】所謂切れないゼンマイNIVAFLEXの改良版のことで、耐用回数が14,000回以上のNIVAFLEXよりさらに良くなったゼンマイと考えていただいたらよいと思います。
またPARA SHOCKはCITIZEN独自開発の耐震装置で、パラシュートに由来すると言われています。空から時計を落とすという前代未聞の投下実験で衝撃的な登場を果たしました。大阪御堂筋上空100尺よりヘリコプターから10個のパラショック時計を投下、100%の好成績と当時の資料に謳われています。
サイズ
サイズ 直径約3.6cm(リューズ含む)
ラグ幅 約1.8cm
◆時計は精密機械で壊れ物なので、衝撃がかからないようプチプチで包んだものをクリックポスト専用新品ダンボールで発送しています。専用ダンボール代とクリックポストの料金をあわせて全国一律200円が送料となります。同梱は基本同日落札分とし、箱に収まる限り何点落札されても送料は200円です。原則、落札の翌日には発送致します。【ただし、複数落札や時計のサイズの関係で専用段ボールではなく、大きめの使いまわしの箱を利用することもありますので、あらかじめご了承下さい】
◆残念ですが心無い入札者が稀にいらっしゃいます。申し訳ありませんが悪い評価が多い方の入札は当方の判断で【入札者の取り消し】をさせて頂く場合があります。また、新規の方の未納確率があまりにも高いので新規の方はお断り致します。(どなたも一回目の取引はあるのは理解していますが、恐らく一回の捨てハンで迷惑行為をあえてするのが目的の方がおられます)
◆万一、何らかの不具合があった場合、簡単な修理であれば対応は致しますが、こちらへの返送料金はご負担ください。また、当方喫煙者なのでタバコ臭があるかもしれません。予めご了承ください。
(2024年 4月 16日 22時 16分 追加)このオークションは自動延長なしとなっております。