「良寛」 ◆水上 勉(中央公論社・ハードカバー)の落札結果
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「良寛」 ◆水上 勉(中央公論社・ハードカバー)の商品説明

毎日芸術賞を受賞した水上勉の労作、「良寛」です。中央公論社刊、読みやすいハードカバーです。状態は、全般にかなり良好です。送料はクリックポストで185円です。

★内容: 寺僧の堕落を痛罵し、妻や弟子ももたず、法も説かず、破庵に独り乞食の生涯を果てた大愚良寛。その人間味豊かな真の宗教家の実像を凄まじい気魄で描き尽くした水上文学のエッセンス。毎日芸術賞受賞作。

★著者、水上 勉は1919年(大正8年)、福井県大飯郡本郷村(現:おおい町)生まれ。福井県の大工の家に生まれ、5人兄弟の次男として育った。貧困から、9歳(一説には10歳)の時、京都の臨済宗寺院相国寺塔頭、瑞春院、等持院で小僧として修行(これらの経験がのちに『雁の寺』、『金閣炎上』の執筆に生かされた)。10代で禅寺を出たのち様々な職業を遍歴しながら小説を書くがなかなか認められず、また経営していた会社の倒産、数回にわたる結婚と離婚、長男との別離など恵まれないことが多かった。旧制花園中学校(現・花園中学校・高等学校)卒業。1937年(昭和12年)、立命館大学文学部国文学科に入学するも生活苦のため半年で中退。1944年郷里に疎開し国民学校助教を務める。戦後上京し、虹書房を興すも後に解散、1947年(昭和22年)に処女作『フライパンの歌』がベストセラーとなるが、その後原稿依頼がなく生活に追われ、しばらく文筆活動から遠ざかった。1959年に『霧と影』で執筆を再開し、1961年に『海の牙』を発表し日本探偵作家クラブ賞、次いで『雁の寺』により直木賞を受賞し、華々しい作家生活が始まった。1964年『くるま椅子のうた』で婦人公論読者賞、1965年『城』で文藝春秋読者賞、1970年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1973年『北国の女の物語』、『兵卒の鬚』で吉川英治文学賞、1975年『一休』で谷崎潤一郎賞、1977年『寺泊』で川端康成文学賞、1981年『あひるの靴』で斎田喬戯曲賞、1984年『良寛』で毎日芸術賞を受賞。1986年に日本芸術院賞・恩賜賞、1998年に文化功労者。1989年、訪問先の北京において天安門事件を目の当たりにし、帰国直後に心筋梗塞で倒れる。その後も執筆意欲は衰えなかったが、2004年に肺炎で死去。死後、正四位に叙され旭日重光章を授章した。

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オークション情報 中古

落札価格 310
入札件数 2件(入札履歴
商品の状態 目立った傷や汚れなし
発送方法 クリックポスト
発送地域 埼玉県
終了日時 2024年5月12日 16時42分
出品者 hen********評価
オークションID l1130751567

カテゴリ落札トレンド