実験用28MHz改造CBトランシーバー ASPEN 46B コレクションの整理中です。
元は23CH CBトランシーバー Trinidad Ⅱ (SBE-30CB)で、46chに改造して「ASPEN46B」に名前を変えて販売されていたようです。
46chに改造され回路がわかりにくいので、23chのオリジナルに戻しました。
CBでは17MHz帯の親水晶と10MHz帯の子水晶を使用していますので、親水晶を18MHz帯に交換、子水晶の一部も交換し28.205MHz~28.435MHz 10KHzステップ歯抜けなし23CHとしました。(ただしチャンネルセレクターの構造上、28.425MHzは除きます)
水晶は特注しましたが、交換しただけでは周波数が合わず、発振回路のコンデンサーをカット&トライで交換し、多少ズレがありますが出来るだけ合わせました。
水晶はソケットがなく直接半田付けされています。
ケースの汚れが酷かったので、再塗装しメッキ部分はアルミテープを貼りました。
一応、大雑把に調整してありますが、送信コイル調整には周波数カウンターとスペアナが必要です。
スペアナがないと、近接スプリアスを下げるのが困難です。パワー計だけで最大にすると近接スプリアスの方が強く出ることが多いです。
最近「tiny SA」という簡易スペアナが安価で販売されているので、是非利用してください。
改造点は、
① 23chに戻したので、チャンネルHI/LOWスイッチは無接続
② スケルチのVRをキャリア出力調整用に転用し、スーパー変調(フローティングキャリア回路)を自己流で装着してあります。
付属品は
① 純正マイク
② AC電源コード(本体に直接つながっています)
③ 回路図など資料一式
現状動作していますが、古い製品ですので今後の動作保証は出来ません。
あくまで、実験用としてご自分でメンテナンス出来る方向けです。