商品説明 |
2000年代に入って、アウロラの倉庫で大量に50年代のパーツが発見されました。 それらを組み上げて2008年に発売されたのが、アウロラの「アーカイブズ・コレクション」です。
当時の国内のアウロラ・オフィシャル・サイトには次のように書かれていました。 ------- アウロラから、コレクターのために保存版のペンが提供されます。アーカイブ・コレクションは、歴史的な工場保存用コレクションが一部提供されます。 この「アーカイブ・コレクション」は、エレガントな1950年代当時のオリジナル製品のコレクションで、気品のある装飾と独創的なデザインが醸し出す、時空を超えたエレガントさを備えたペンが、アウロラ社に保管されていました。 これらのペンは、当時の流行を再現しており、純銀の仕上げやタッセル(房飾り)そして金の彫刻など、柔らかで洗練されたデザインは、ロマンティックでエレガントな魅力を再発見させることでしょう。 また、ゴールドとシルバーにあしらわれた様々なギロシェパターンは、1950年代のイタリアの雰囲気がもつ、独特の優雅さと気品を醸し出し、また、イタリアンデザインの情熱と歴史を想い起こさせます。 このコレクションは、所謂アンティークと呼ばれる中古品(一度販売されたもの)ではなく、すべて、当時保管された時のままの状態で、オリジナルの仕組み・メカニズムや素材が使用されています。 今回の提供に当たり、熟練工が、完璧な品質検査をし、アウロラ社の当時の社長と現在の社長がが保証書に署名しています。 「アーカイブ・コレクション」には、ドロップパターンのクリップをはじめ特徴的なスタイルを備えています。 万年筆は、14Kペン先(Mのみ)で、ボールペンのレディスモデルには、コットン・タッセル(房飾り)があしらわれています。 今回の特別提供に際し、単品用のギフトボックスは、皮製で当時を髣髴とさせる特製ギフトボックスを作成いたしました。 また、コレクション・セットには、保存用ケースが添付されます。 ------- 「工場保存用」と書かれていますが、わざわざオリジナルのパッケージを作って売るほどの量を、保存用として持っている訳がありません。 実はこのペンが売り出される前に、ドイツの事情通から「アウロラで何十年も前のパーツが大量に見つかったんだって」という話を聞いていました。その時は「さすがイタリア。日本では考えられないなぁ」と思ったものでした。 要するに、製品管理がずさんだったために大量のパーツが何十年も倉庫に眠って居た、というお話しなのです。
全部で20種類ほどのペンに相当するパーツが有ったようですが(オフィシャル・サイトには「フル・コレクション20本セット ¥1,400,000+税」と記述されていました)、出品致しますのは、スクウェア・ギロシェ模様が特徴的なスターリング・シルバー・ボディと艶の有るブラック・セクション(首軸)を持ったペンで、「009」という番号が与えられています(20種類のペンにそれぞれ名前を考える手間を惜しんだのでしょう)。 |