励磁型 ヘッドフォン(検索ワード:SONY ソニー MDR-M1ST、励磁型スピーカー、イヤフォン、Western Electric)の落札結果
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励磁型 ヘッドフォン(検索ワード:SONY ソニー MDR-M1ST、励磁型スピーカー、イヤフォン、Western Electric)の商品説明

 スタジオモニターヘッドフォンM1STにフィールドコイルを追加して励磁型ヘッドフォンにしてみました。おそらくヘッドフォンで励磁型は他には存在しないと思われます。構想は以前からありましたが磁気回路から考えても到底上手く行くとは思えず構想だけて終わるつもりでしたが、先週ダメ元で会社の昼休みに試作してみたところ意外にも想像を上回るなかなかの音質が得られましたので、今週になってさっそく出品用に新品のM1STを調達して今回の出品に漕ぎ付けました。
 
音質的な特徴を「通常のM1ST」「比較参照機種としてHD800S」「無励磁のM1STフィールドコイル追加に伴うスタビライザー効果」「フィールドコイルによるM1STの励磁効果」の4つに分けて感想を書きます。先ず始めにフィールドコイルにより励磁したM1STを聴いた後で、それまで特に不満も感じなかった通常のM1STを聴いてみますと、軽薄で適当な音に聴こえます。特にヘッドフォンに使用されているフェライト磁石では音の反応が遅く、今まで後手後手に廻っている音を聴いていた事に初めて気づきました。もっともスタジオモニターである限り一般リスナーが使用する機器の音から極端に逸脱してはどういった音がリスナー「消費者」の耳に届くのか把握できずモニターとしての意味がない訳で、致し方ないとは思いますが、今度はHD800Sと専用に製作調整した自作6082 OTLヘッドフォンアンプを聴いてみますと、HD800Sもフェライト磁石のためか真空管で直接駆動でも(電源も狂気の絶縁トランス無しAC直接半波整流です)やはり反応が遅い事を認識させられ、更にHD800Sの「ナチスドイツ」のような音?があれこれ気になり始めました。また通常のM1STに戻ると多少不満は残るものの日本人の感性に違和感なく届く音に改めて納得させられました。
 
次にフィールドコイルの電源をOFFにしたM1STを聴いてみますと、無励磁ですがフィールドコイルの質量がフェライト磁石に対してスタビライザーとして作用するためボイスコイル振動板からの反動が抑えられ、特に低域の沈み込みや見通しの良い音場感と上品な立体感、力感といった要素で音質の改善が認められました。「質量追加」これだけでもかなりの成果です。
 
フィールドコイルの電源をONにすると先ほどのスタビライザー効果に加え、電気信号が音波に変換される際の反応の速さに驚きます。従来の「意識に音楽が届いた」といった鳴り方から「音楽は既に意識に届いている」とでも言った鳴り方です。ダラダラと鳴っていたのがバシッ!と決まる感じです。それに加えて分解能や臨場感、音の鮮度や力強さも向上しています。アンプやケーブルを替えたぐらいではこういった鳴り方には決してなりそうにありません。聴き込む程に良さが分かる音です。HD800Sの方は正真正銘、高音質ヘッドフォンですがHD800Sはもうオークションに出しても良いかな?と思えてくる励磁型ヘッドフォンの試聴でした。
 
 
次に機能説明と製作に関してですが、右側のユニットには励磁電源用の電源表示灯が設けてあります。フィールドコイルにDC24V電源が供給されると緑色のLEDが点灯します。表示灯は音質に影響しないよう、また通電中にフィールドコイルのプラグを不意に抜いた際に起こる逆起電流で壊れないよう従来型のLEDを採用し明るさもかなり絞ってあります。(51kΩの抵抗で点灯)
 
励磁型スピーカー(ヘッドフォンを含む)の音質はよく言われている通りフィールドコイルの電源にかなりの部分左右されるようです。例えば付属のACアダプタでも電源の極性や電源ノイズフィルターの有無などによって音質が変わります。また付属のACアダプタを採用するにあたって、工業用スイッチングレギュレータ、リニア電源、セレン整流器を用いた半波整流電源などとの違いも試聴してみました。それぞれ音質的ランクはありますが、安価なACアダプタでも励磁型の音の特長をしっかり発揮します。この調子で行くとタンガーバルブなども試してみたくなります。励磁型に関して詳しく知りたい方は「励磁型スピーカー」「WE555WE594」などで検索してみてください。
 
製作にあたっては追加するフィールドコイルを元々付いている外磁型磁気回路のフェライト磁石の周回上にオフセットして配置する事で、ドライバーユニット中心部のエアー抜きの開口が塞がれる問題も解決し共振点の分散効果も得ましたが、使い勝手としてフィールドコイルの分重くなる事とフィールドコイル用の電源ケーブルが嵩張る事、バックチャンバーの容積が減る事によるf特の変化を心配していましたが、この程度であれば心配する程の事ではありませんでした。また元々備わっているフェライト磁石には手を加えていないため、フィールドコイルが電源喪失した際には通常のフェライト磁石での駆動に戻りますので、懸念される電源喪失時に音声信号が入力された際のボイスコイルの焼損事故も未然に防ぐ事ができます。
 
フィールドコイルは制御盤用補助リレーの定番(MY4N)から取り出した励磁コイルです。コア材には半硬質磁性材が使用されています。ケーブルは出品画像の様に2本のケーブルをスパイラルチューブ片で所々軽く束ねてあります。束ねる位置は任意に調節可能で取り外しも可能です。はんだにはテレフンケン製を使用しています。
 
フィールドコイルは外側のチャンバーに強力な両面テープで取り付けてあります。内部のポールが偶然にもフィールドコイルに対して位置決め機構として最適な位置にあるため、それによって組立精度を保っています。深さ方向もフィールドコイルの高さと偶然合致していてチャンバーを4本のビスで締め込んだ際にドライバーユニットに強固に押し当てられた状態で固定されるため有害な振動などの不具合は発生しません。また左右のチャンバー内部にはこれとは別に強力な両面テープ片を貼り付けてあり不用意に入り込んだチリなどを吸着するようになっています。これは真空管のゲッターから思いついたアイデアです。
 
コストパフォーマンスに優れた超マニアック過ぎる唯一無二のヘッドフォンです。ヘッドフォンをあれこれ梯子してきた方々。市場にあるヘッドフォンでは物足りない方々。住宅事情などからスピーカーのポテンシャルを十分に発揮出来ない方々。自信を持って勧め致します。宜しくお願い致します。
 
 
 
補足説明
1. 電源ソケットは0V側にもスプリングピンを備えた接触の信頼性の高いものを採用しています。
2. フィールドコイルによる若干の発熱があります。(発熱量片側1W、左右合計2W)
3. ヘッドフォンは新品ですがフィールドコイル追加作業に伴う細かいキズなどがあります。
4. 初期不良に関しましてはご連絡頂ければ可能な限りこちらで対応致します。(メーカー保証なし)
 
 
仕様
1. フィールドコイル定格電圧:DC24V
2. フィールドコイルDCR:約300Ω(左右一括)
3. フィールドコイル消費電力:2W(左右一括)
4. フィールドコイル電源ケーブル:約2.5m(MVVS 0.3×1C
5. フィールドコイル電源プラグ:φ5.5mm×2.1mm(中心がプラス極)
6. フィールドコイル質量:片側約25g,左右合計約50
7. ヘッドフォンプラグ:φ6.3mm(3極ステレオ)
8. ヘッドフォンケーブル長:2.5
 
付属品
ACアダプタ(入力AC100240V 50/60Hz,出力DC24V 3A 72W Max.

オークション情報 中古送料無料

落札価格 55,500
入札件数 1件(入札履歴
商品の状態 目立った傷や汚れなし
発送方法 ヤマト運輸 宅急便
発送地域 山口県
終了日時 2024年4月29日 22時28分
出品者 nanamori*評価
オークションID k1134269132

カテゴリ落札トレンド