【 ずば抜けた1本 】
「ドミニク・ローラン」が造り出す緻密で高いクオリティのワインは、常に世界中のワインラヴァーを虜にします。
ブルゴーニュのテロワールをリスペクトする彼の姿勢は、ワインを愛する人全ての称賛の的となっています。
洋菓子職人から一転。黄金時代を築いた偉大なる名醸造家達から、自然でクラシカルなブルゴーニュワイン造りを独自に習得。わずか32才にしてネゴシアン業をスタートします。
近年はアペラシオン数を増やして、テクニックに偏らない栽培・醸造法で、『ブルゴーニュ5本指に入る名醸造家』に登り詰めています。
「ニュイ・サン・ジョルジュ」は、偉大なブルゴーニュの赤ワインを生みだす黄金の丘最南部に位置するAOC。現段階ではグラン・クリュこそ存在しませんが、グラン・クリュに匹敵する畑を含む多くのプルミエ・クリュが点在するエリアです。
ニュイ・サン・ジョルジュの街を流れるムーザン川を境に2つの丘に分かれており、北はヴォーヌ・ロマネに、南はプルモーへと続きます。
ドミニクのお眼鏡に叶い選んだブドウは、ニュイ・サン・ジョルジュ内の最古の畑で地理的に最も優れたロケーションにあります。
プレモー近郊の樹齢の古いピノであり、他の醸造家が羨み奪い合いになるほど傑出しているピノノワールです。
また、『この村のワインは最高でなくてはならない』という使命の下、リュ・ド・ショーやダ・モードなど著名なプルミエ・クリュのキュヴェをひそかに加えています。
かねてより、鬼才と呼ばれたドミニクですが、もう一つのこだわりが「ヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)」の存在(樹齢50年以上が基準)。
ブドウ樹は、植樹から20年を超える古樹へ向かうとブドウ房や粒の数が激減。その分一房一粒の果実の熟度が極まり、凝縮感や旨味、複雑味などの豊かさをワインにもたらします。
そんなオールド・ヴァイン(ヴィエイユ・ヴィーニュ)には、『ワインを美味しくする』秘密がたくさん詰まっています。
2018年は、ブルゴーニュの秀逸年。ピノノワールが豊かなアロマを備える良い年となりました。鮮やかな花の香りに赤果実の豊かなコクを備える上質赤ワインです。天才醸造家が仕上げることで、ニュイ・サン・ジョルジュはこんなにもゴージャスに華やぐものかと感動を覚えるでしょう。
想像を遥かに超えるポテンシャルを秘めるこのニュイ・サン・ジョルジュは、グラン・クリュのポテンシャルです。
ボトルネックに張り付けられた小さなヴィンテージラベルには、「例外的な、特別な、異例の、絶好の、稀に見る」を意味する 『 EXCEPTIONNELLE 』 の文字があり、文字通り絶好の好天となったヴィンテージ(ANNEE)の2018。
『ブルゴーニュ5本指に入る名醸造家』ドミニク・ローランの太鼓判が押されたこちらのヌメロアン(No1)・ヴィエイユ・ヴィーニュ2018は、文字通りラインナップ中で最高(No.1)を表現した《ずば抜けた1本》です。
ニュイならではの果実味とミネラルの印象は大変に上質で、ピノノワールファンは大好きな銘柄です。