ぺるけ氏設計のアンプ『トランジスタ式ミニワッターPart2』の主要部品になります。
中核のトランジスタ及びダイオードは、ぺるけ氏の製作記事にある要件に基づいて選別しています。
また、製作の容易性などを勘案してタカス基板による製作をお奨め致したく、この関係の部品を合わせて出品させていただきます。
このアンプは片側4石ではありますが、
低雑音・低歪・広帯域で上位機(SEPP-OTLは同じ)に劣らない自然な音色を味わえる傑作です。
(ぺるけ氏の所感は謙遜気味です)
※物理特性などは製作記事に詳述されています。
◆出品
①基板 :未使用品(タカス電子製作所)
・「IC-301-72」/1枚 :デジタルパターン・電源アースライン付
・材質:フェノールXPC 寸法(mm):1.6(t) ×69 ×95
②トランジスタ :未使用品(東芝)
・2SA1015-GR :2個、2SC4408 :2個、2SC4881 :2個、2SA193 :2個
2SA1015-GRは2SA970の代替えです。
③ダイオード :未使用品(PANJIT)
・UF2010 :4個
④LED :未使用品(スタンレー)
・PG3889S :1個
製造中止の貴重な品です。
⑤抵抗器 :未使用品
少数調達が困難(10個売りなど)な抵抗器です。テスターにより抵抗値を確認しています。
・5%級 酸化金属皮膜抵抗器 1W型 0.68Ω :4個
・1%級 金属皮膜抵抗器 1/4W型 100Ω :2個
・1%級 金属皮膜抵抗器 1/4W型 220kΩ :2個
⑥銅線 :未使用品
・0.28mm径/約1m長
◆トランジスタとダイオードの選別要件
『ミニワッターPart2』の製作記事にある選別の指標を順守しています。
① トランジスタ
・初段は、「2SA1015-GRでもかまいません」の指標により、「2SA1015-GR」(小信号用)を選別。
・2段目の2SC4408は、「hFEが180以上のものを推奨」の指標に基づいて選別。
・出力段の2SC4481/2SA1931は、「hFEが140未満のものは避けて、かつ左右で値が揃ったもの」に基づいて選別。
※hFE測定では、ぺるけ氏設計の「簡易版hFEテスター」を使用。
②ダイオード
・「順電圧が近いもので左右ペアを組む」「2本直列の合計値が近ければ十分」に基づいて2組(4本)選別。
※順電圧測定では、デジタルテスタ(ダイオードモード)を使用。
◆アンプ設計・製作要領など
① 『ミニワッターPart2』のコンセプトや回路図、使用部品および製作要領などは、ぺるけ氏の製作記事に詳述されています。
②ご参考用にアンプ自作用のタカス基板:「IC-301-72」パターン図を付属します。 ⇒基板内に全部収まります。
部品点数が少なく密集度も低いため、老眼でも製作可能に思います。
・同基板パターン図にて実機製作~稼働確認の実績があります。
・平ラク(2枚)式と比べて安価・コンパクトに収まります。
・出力部のZobelは、「47Ω+0.047μF」の構成としています。
・LED用抵抗器:2.7kΩの実装を考慮しています。
このパターン図どおりの製作や、ご自身で改良した図面を作成するのも宜しい(楽しめる)かと存じます。
③製作記事のとおり、「調整箇所が全くなく、配線ミスやハンダづけなどの不良が合ってもスピーカーを傷めたりするリスクが少ない」アンプです。
◆ご注意
・現状品の出品となります。
⇒この他の部品は、お好み(音への拘りなど)に応じた部品をご使用ください。
・部品の外観等は写真にてご確認ください。
・部品の選別において微弱な通電をしていますので、「未使用品」としています。
また、経年(製造年月の表記なし)変化などの判別困難でもあるため、「新品」とはしていません。
・出品の品質・性能や寿命の保証はご容赦ください。
・アンプの製作及び動作に関する保証やサポートはご容赦ください。