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栄花物語の本2冊でまとめてみました。 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
新・栄花物語研究 山中裕 2002年 278ｐ
大鏡・栄花物語・日本文学研究大成 河北騰 昭和63年 352ｐ 外箱背表紙ややしみ。
えいがものがたり〔エイグワものがたり〕【栄花物語／栄華物語】
平安時代の歴史物語。40巻（正編30巻、続編10巻）。作者については正編が赤染衛門あかぞめえもんとする説が有力。続編については出羽弁といわれるが未詳。正編30巻は万寿5～長元7年（1028～34）の間、続編10巻は寛治6～嘉承2年（1092～1107）の間の成立とされる。藤原道長・頼通の栄華を中心に、宇多天皇から堀河天皇まで15代、約200年間の歴史を物語風に編年体で記す。世継よつぎ物語。世継。
出典 小学館
序
『栄花物語』について、月に一度集まって研究会を行っているその成果を、今回、風間書房の好意によって 本に仕上げることが出来たのは大へんに嬉しい。感謝の気持ちで一杯である
さて、私と『栄花物語』との出会いを、古いこととなるが、少しばかり述べて行きたい。私は史学科の出身 学生時代からかなの古典が好きで、将来は、これら古典を歴史的背景から見て行こうと考えていた る。それには「栄花物語』は何よりの作品であり、歴史の文献としても重視せねばならぬものであることはい もないところである。『栄花物語』は物語文学であるとともに史書である。
やがて大学を卒業し、東大史料編纂所入所後は、『大日本古記録』・『大日本史料』の編纂を仕事とする一方、 物語』・『大鏡』などは常に自分の研究として少なからず続けてきたのである。また摂関政治に重点を置きつ 個人の研究も「御堂関白記』『小右記』を中心に今日まで続けてきたところである。
さて、平安時代、とくに摂関時代については文献史料が非常に多く、先述の『御堂関白記』・『小右記』をは 『権記』『左経記』等、歴史物語に関係の深い史料が甚だ多い。『栄花物語』の研究は、まず、その内容が史実! て書かれているか、あるいは誤っているか、それが不注意な誤か、あるいは意図的な史実の改変、いわゆる虚世
お探しの方、お好きな 方いかがでしょうか。
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もちろん読む分には問題ありません。271572新 |
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