Fender USA Musicmaster 1959年スラブボードです。
以前、海外のWebサイトで購入しました。
1959年というのは販売者の記載によるものですが、
ネックジョイント部には製造年を示す記載、スタンプなどはありません。
但し、私が所有する他のMusicmaster 1959年もネックジョイント部に製造年の記載、スタンプもなく、
また「The Authority of STRAROCASTER」での説明でも(ストラトですが)、
「59年後半期に見られるデイトの記されていないネック・エンド」という記述があるように
59年ではデイト記載が無いものが多いようなので、1959年で間違いないかと思います(私見ですが)。
この年代としては状態は比較的良く、
・ヘッドのデカールは、ほぼそのまま残っており
・指板に大きなへこみなども無く
・フレットも(おそらく)オリジナルでまだ6割近く残っています
※5弦のペグ取り付け穴の縁が少しだけめくれそうになっていますが、ブッシュをセットした後は問題ないかと思います。
・ペグ取り付けについても、他のペグの穴などメンテナンス跡もありません
・ネック裏側については、ローフレット側で利用により塗装がうすくなった部分が黒くなっていますが、ネック裏面にも大きなダメージはありません
・ナット幅は41~41mmといったところです
※57年以前のボディには(ナット幅も違い)セットできないのでご注意ください
・現状、ほんのわずか逆ぞりですが、トラスロッドも余裕があり、また弦を張った状態ではストレートかも知れません。
(ただし、この状態で購入したまま保管していたので、実際のセッティングは行っていません)
スラブボード期のストラトは数百万円の状況ですが、同じ時期の同じ素材のネックとして
今後価値もアップするかと思います。現時点で比較的安価に手に入る一品として、ご興味のある方はいかがでしょうか?
但し、既に65年は経過しているビンテージのため、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
(2024年 3月 29日 14時 50分 追加)★★★ナット幅につきまして★★★
お詫び:ナット幅は39mmが正しい値です
間違った情報を公開して申し訳ございません。
※先に測った際には、巻き尺の端の金具をナットの片側にひっかけた形で計測しましたが、今回、フラットな物差しをあてて測ったところ39mmであることを確認しました。
ご迷惑をおかけして、申し訳ございません。