パリの彫刻界の寵児と称された巨匠【ドゥメトル・シパリュス/Demetre Haralamb chiparus】(1886-1947)作。
ブロンズ彫刻「踊り子(仮題)」です。
作者らしい写実彫刻により華やかな衣装を身に纏う古代エジプトの踊り子の姿を見事に表した作品で、緻密に表現された衣装は実に作者らしく、その綿密な造形に驚かされます。
微笑みを浮かべた表情や女性美を湛えるしなやかな体躯の造形は実に素晴らしく、作者の卓越した造形と高い美意識が遺憾なく発揮されています。
作品台座部に「D.H.Chiparus」陰刻サインあり。
台座合わせ高さ65cm。
重さ約8kg
19~20世紀初頭のフランス西洋彫刻の最高峰作品として、末永くご愛蔵下さい。
是非この機会をお見逃しなく。
素材ブロンズ