ドライボーンズのデニムパンツ「Gold Rush Waist Over-alls」の出品です。
今季物の型番「DP-705G」になります。
以前の物より、上質で丈夫な生地にアップデートされています。
現在完売により廃版となっております。
<サイズ:32>
ウエスト39cm
股上29cm
股下87cm
すそ幅23cm
わたり幅32cm
多少の誤差はご了承下さい。
ワンウォッシュ後、試着のみの美品です。
チェーンステッチでレングスカットはしてません。
神経質な方はご遠慮くださいm(__)m
発送はゆうパック60サイズになります。
<解説>
19世紀半ばに今のカリフォルニア州で起こった、ゴールドラッシュで金の採掘をする鉱夫達が穿いていたワークトラウザーズをイメージして企画しました。
この頃はまだ「JEANS(ジーンズ)」という言葉が無く、ウエストオーバーオールズと呼ばれていました。
まだ環縫いミシンが発達しておらず、基本的な縫製は全て折り伏せ縫いでした。
その頃の縫製技術を駆使しつつ、丈夫であってほしい箇所の縫製には現代の技術を投入しています。
ディテールは当時のモノにかなり近づけました。
後ろのピスポケットは右側のみで、これは19世紀のヨーロッパモノに多かったデザイン。
左右両方にポケットがつくようになったのは、1920年代頃だと言われています。
そしてベルトパーツが後ろ中心でV字にカットが入っている事。
これは主にサスペンダーでボトムを穿くことが当たり前だった時代の、ウエスト余裕分です。
またウエスト調節にはバックストラップが使用されていました。
ドライボーンズでは現代の事情に合わせ、ベルトループも併用しています。
コインポケットの位置も、今とは違ってベルト部分に跨っていました。
今の時代は基本的にベルトがくる位置なので使い辛く感じますが、十九世紀頃はまだサスペンダーが主流だった為、強度を上げるためにもこの位置がベストだったと思われます。
サビ加工がされている月桂樹柄ドーナツボタンや、エージェント柄のサスペンダーボタンなど随所にも細かいこだわりがあります。
使用しているデニムは13.5オンスのムラ糸デニム。
デニムに関しては1950年代と同じくゴリゴリに縦落ちするデニムです。
100年以上前のディテールを、21世紀にトライしてみてください。