■作家・作品詳細
ジャン・カルズー (CARZOU,Jean)
1907～2000年
フランスの幻想画家。
彼の独特の加速度を感じさせる針金のような線描は荒涼とした
ロマンチシズムの異次元世界を幻想的に再構築しながらも、
建築畑出身らしいクールで具象的な粗画きの妙を感じさせる。
略歴
1907年 シリアに生まれる
1923年 サロン・デ・アンデパンダンにデビューする
1924年 フランスに移住。
建築学校に学び、後にモンパルナスの研究所で絵画を専攻する
1929～30年 種々のサロンに初出品。
1931～34年 サロン・デ・シュール・アンデパンダンに出品。
この頃、新聞、雑誌の挿絵等を担当する。
1939年 パリで初の個展を開催
その後、ニューヨーク、東京等世界各国で展覧会を開催
最初は抽象画を追求するが、次第に具象に移行し独特の
線描と色彩を使った画風を確立する
1949年 ハルマルク賞受賞
1950年 エジプト、レバノンにて展覧会を開催
1952年 ハルマルク賞受賞
1953年 ベニスをテーマにした大展覧会を開催
「現代の作家」展で作品が最も優秀であったとみなされる
1954年 ルイ・ド・フランス大賞受賞
1955年 雑誌「芸術」で、ビュッフェ、ミノー、クラーベらとともに
現代の代表画家１０人に選ばれる
東京国際絵画ビエンナーレで文部大臣賞受賞。
1958年 ブルグのビエンナルで、ヨーロッパ・グランプリ
以後、世界各地で展覧会が開催され、舞台美術のほか、
ヘミングウェーの小説やランボーの詩集の挿画を
手がけたことでも知られている。
2000年 ペリグーにて死去 享年93歳。
国内の主な収蔵先
西宮市大谷記念美術館、など。
★作品タイトル「Le pont de l'Alma」
Le pont de l'Alma ～
パリ、アルマ橋
部数：200部限定
制作：1984年作品
城や宮殿、海辺の風景、理想化された女性などが針金のような
細いシャープな線によって描き出され、緑、オレンジ、赤、青などの
どれかひとつの色彩のみで着色された画面には、独特の雰囲気の
別世界が広がっています。
アルマ橋（仏語: Le Pont de l'Alma）
フランスの首都パリのセーヌ川に架かる橋。
クリミア戦争のアルマの戦いにちなんで命名された。
セーヌ左岸（南岸）7区と、同右岸（北岸）8区及び16区との
間に架かる。
橋桁にクリミア戦争や北アフリカ戦役で活躍したゾアーブZouave
（歩兵隊）の像が立っている。
ゾアーブ像は、パリジャン、パリジェンヌたちにとっては
150年以上水量計の役割も果たしている。
☆本作品は真作を保証致します☆
万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
■サイズ・コンディション、その他
サイズ
作品 49.5cm×65cm
額縁 66cm×86cm
コンディション
作品は良好な状態です。
額縁は小傷スレ有りますが比較的綺麗な状態です。
その他
作品面マージンに作家直筆サイン、タイトル、
エディション、制作年有り
見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。
尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。
☆☆真作と模写の表記☆☆
【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。
上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)
尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆
全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。
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