1987年製 KEY IMPORTS-サムホンサ製 4-8-8-4 BIGBOYです。コースティングギア付きです。BIGBOYの模型で譲れない部分はシースルーランボードだと思いますが、KEYの中では最初にこれが採用されたモデルで、それ以前は穴模様ではありましたが下まで抜けていませんでした。KEYのいいところは銘板がすべてエッチング製が取り付けられていて、ボディーに直接エッチングされていたり、最近の模型のように印刷されているわけではないところが見ていて楽しいです。廉価版のフェイマスシリーズもエッチングプレートがついていてインポーターとしての一貫性が見えます。また、この時代のKEYはサンドハッチやらターレットのハッチが可動式なことです。サンドハッチははしらせるときには邪魔になるので水性接着剤なりくっつけておいた方がいいとは思います。まちゃ、日本製に欠けているボイラー横のリベットやボイラー上のラギングクランプもつけられていてなかなか見どころがあります。欠点としてはボイラーの手すりスタンチョンが引きもので、本来はボイラーから出ているスタンチョンの上に手すりのレールが止められているのに丸い頭の中を貫通していること、テンダーの給水ハッチが幅広でウッドデッキの上に取り付けられていることなどがあります。また、レタリングが白のデカール仕上げです。これは銀のデカールに貼りなおせば解決すると思います。天賞堂製もウッドデッキに幅広ハッチですがロールアウト時にはウッドデッキはありますが給水ハッチは後期型と同じサイズと思われます。など考証面での疑問もありますが模型としての存在感は素晴らしいです。プラやダイキャスト製のBIGBOYがたくさん発売されましたがどれ一つとして匹敵するものがないとは個人の感想です。タッチアップの跡やタッチアップが必要な部分もありますが、デカールを貼り変えつつ修正すれば結構最高なBIGBOYになると思います。スタイルは1941年時の姿です。
コースティングギアの説明書も入っています。現状は押せば動く設定です。坂があるレイアウトやポイントの多いレイアウトなどで走らせるときは設定をギア固定にしておかないと勝手に転げ落ちていったり重量列車を牽引していると貨車に押されて勝手に切り替わっていないポイントに突入したりしますのでお気を付けください。ライトは点灯します。走行は静かです。DCC化にぴったりです。
(2026年 2月 20日 14時 02分 追加)尚、ラブリケーターは新造時はアーム駆動でしたの模型が正しいです。のちにチェーン駆動になりました。