【幻のサウンドを再び】Lane Poorのコンセプトを再現したクローン・ピックアップ
■ビルダー紹介
2007年から主にアメリカのピックアップメーカーにて、設計、生産、製造の技術を深く学びました。ピックアップこそがエレクトリック楽器のトーンを司る最も重要なパーツであるとの信念のもと、2021年より母国である日本にて個人工房を立ち上げました。OEMから個人販売まで幅広く対応しております。ヤフオクでは、研究成果の結晶であるピックアップを直接お届けいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
■製品コンセプト:Lane Poorの再構築
本製品は、市場から姿を消し「幻のピックアップ」と呼ばれる**Lane Poor(レーン・プア/LP)**のサウンドコンセプトを徹底的に研究し、再現したクローンモデルです。
自前のLPピックアップが破損した際、失敗を覚悟で分解。そこから約7年間にわたり研究を重ね、ブラックボックス化されていたLPの構造を解明しました。試作テストは190基以上に及び、ついにLPに近いコンセプトを持つピックアップをご提供できるようになりました。
■研究対象
LPハム、LP Jシングルを中心に、Aguilar、Lace Sensor、EMG(アクティブ/パッシブ)、Villex、Music Man純正、Duncan Custom Shop、Kent Armstrong、Delanoなど、数々のハイエンドピックアップを徹底的に比較・研究しました。
■LPの特徴的なサウンドを再現
磁石の種類からコイルの素材、巻き数まで、ほぼLPと同様の仕様を追求。LPの特徴である「低い抵抗値」に検品をパスしたもののみを出品しています。
タイトな低域: 低域がボヤけることなくタイトで、明確な輪郭を保ちます。
フラットな中域: 過度な主張のないフラットなミッドレンジ。
クリーンな高域: LP最大の特徴である、突き抜けてクリーンで透明感のある高音域。
このサウンド特性により、ギター・ベース本来の鳴りを極めて明瞭にアウトプットし、プレイヤーの細かなニュアンスを忠実に表現できます。ノイズのない透明感、伸びやかな高音、そしてピアノのようなクリアで明確なサウンドが特長です。
■製作体制とご注意点
将来的にプロのピックアップビルダーやリペアマンを目指しておりますが、現在は本業の傍ら、全ての工程を一人で行っております。コイル巻き付けにはワインディング機を使用しますが、その他は全て手作業で丁寧に作業しています。
仕上がりについて: 手作業の工程が多いため、一部「アメリカン」と感じられる大らかな仕上がりがあるかもしれません。機能・性能には問題ございませんが、神経質な方はご遠慮ください。
取り付けについて: ハンダ付けを伴う作業が必要です。取り付けに自信のない方は、必ず専門の楽器店へご依頼ください。
商品状態について: 動作確認のため、一度ハンダ付けを行っております。