DVD
2枚組
ワーグナー:
『パルジファル』 全曲
シノーポリ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
1998年 ステレオ
《シノーポリ、バイロイト音楽祭での最大の成果
1998年の『パルジファル』、ついにDVDに!》
待望のDVD化が実現しました。1998年のバイロイト音楽祭で収録された、ジュゼッペ・シノーポリ指揮の『パルジファル』です。
シノーポリは、1985年にバイロイト音楽祭にデビュー、以来『タンホイザー』(1985~1987、1989)、『さまよえるオランダ人』(1990~1993)、『パルジファル』(1994~1999)と出演を続け、ついに2000年には『指環』全曲の指揮を任されます。翌2001年もシノーポリが『指環』を指揮する予定が、その年の4月20日に帰らぬ人となってしまいました。生きていればさらに何年もの間バイロイト音楽祭に出演し、さらなる黄金時代を築き上げていたことでしょう。
『パルジファル』は1989年以来続いているヴォルフガング・ワーグナーのプロダクションですが、シノーポリの鋭利に切り込む音楽によって、新たな世界を獲得することに成功しました。この映像はその5年目の時のもの。隅々までシノーポリの意図が染み渡っており、ことにオーケストラがクッキリとした明晰な響きを奏でつつ、音楽に熱気が宿っているのは、まさにシノーポリならでは。シノーポリのワーグナー演奏の頂点としてこの映像は語り継がれていくものでしょう。
歌手は、ベテランと中堅に、若い世代が加わっています。ベテラン勢では、グルネマンツのハンス・ゾーティン、クリングゾルのエッケハルト・ヴラシハ、ティトゥレルのマティアス・ヘレあたりは、安心して聴くことのできるもの。ことに1975年からバイロイト音楽祭で多々グルネマンツを歌ってきたハンス・ゾーティンはさすがの貫禄。デンマークの英雄テノール、ポール・エルミングは、シノーポリがバイロイト音楽祭で指揮した『パルジファル』すべてにおいてタイトルロールを務めました。一方、クンドリのリンダ・ワトソンは、この時がバイロイト音楽祭初出演で、この成功によって音楽祭に不可欠のワーグナー・ソプラノに成長しました。
もう二度と生では聴くことのできないシノーポリのワーグナー、それがこうした優良な収録で残されたのは幸運だったと言えるでしょう。音楽祭期間中のライヴ収録ではなく、総練習を兼ねた開幕前の上演の収録で、カメラワークの制約が少ないので映像に無理が少ないのも利点です。(キングインターナショナル)
ワーグナー:
『パルジファル』全曲
ポール・エルミング(T パルジファル)
リンダ・ワトソン(S クンドリ)
ハンス・ゾーティン(Bs グルネマンツ)
ファルク・シュトルックマン(Br アンフォルタス)
マティアス・ヘレ(Bs ティトゥレル)
エッケハルト・ヴラシハ(Br クリングゾル)
リチャード・ブルンナー(T 第一の聖杯騎士)
シャーンドル・ソーリョム=ナジ(Br 第二の聖杯騎士)
サラ・フライアー(Ms 第一の小姓)
ジェーン・ターナー(Ms 第二の小姓)
ヘルムート・パンプフ(T 第三の小姓)
ペーター・マウス(T 第四の小姓)
アンドレア・ベニッヒ(Ms 天からの声)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
演出、装置:ヴォルフガング・ワーグナー
衣装:ラインハルト・ハインリヒ
収録時期:1998年7月6-13日
収録場所:バイロイト祝祭劇場
収録時間:268分
画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo、DTS 5.1
字幕:独英仏西