LIAM GALLAGHER & JOHN SQUIRE - TROXY 2024: ORIGINAL IN EAR MONITOR RECORDING(1CDR)
Troxy, London, UK 26th March 2024 IEM(from Original Masters)★超高音質イヤモニ・世界初登場
「マンチェスター夢のタッグ」として大きな話題を呼んでいるリアム・ギャラガー&ジョン・スクワイア。アルバムはチャートで余裕の一位を獲得、当然のごとくツアーも3月13日からスタート。
そんなファン感涙の最新ツアーをUXBRIGEが最速リリース、しかも3月26日のロンドン公演という、正に行われたばかりのステージがさっそく。となればオーディエンス録音でのリリース…かと思いきや、何と今回はイヤモニ録音!
これはマンチェスター二大巨頭による最新ツアーを目撃すべく勇猛果敢に現地へ乗り込んだマニアがこれまた果敢にイヤモニ録音してくれたのです。
その性質上バンドに安定したリズムをイヤモニ経由で送るガイド・トラックの音も当然聞こえてくるのですが、今回のバンドの場合はイントロのカウント程度で演奏中はほとんど入らない状態というのがありがたい。
その反面イヤモニ録音で混入されがちな受信ノイズが周期的に生じており、特にライブ終盤「Raise Your Hands」では目立つきらいがありますが、それ以外はさほど気にならずに聞き込んでもらえるかと。
何よりリアム&スクワイア最新ライブを耳から脳みそへとダイレクトに流し込まれるようなサウンドボード感覚で聞けてしまう驚き。しかも今回の録音は特にリアムの歌声とスクワイアのギターのダイレクト感が際立っている。
しかもツアーが開始して一週間以上が経過していますがリアムの声は絶好調であり、メロディが高いパートもきっちり歌い切れている。今回のアルバムはギタリストが作った曲らしくメロディ高めなパートが多いので、これが仮にビーディ・アイやリアムのソロだったらライブ用にキーを下げて歌われそうなところ、今回は偉大なる先輩スクワイアの曲を見事にモノにしている。
またスクワイアのギターの冴えもイヤモニ録音があますところなく伝えてくれ、ローゼス再結成が終了して五年も演奏活動から遠ざかってとは信じがたいほどイキイキとしたフレーズを奏でてくれている。
ついでに言うと会場となったコンサート・シアター、トロクシーはリアムがビーディ・アイの活動初期にライブを開いた会場であることもマニアならピーンとくるはず。
そして今回のライブはお互いの旧曲一切なし、リリースされたばかりのアルバム収録曲とフィナーレがストーンズ・カバー「Jumping Jack Flash」という構成が潔く、サクッと一時間に収まった構成がリアムの喉によい影響を与えているのは間違いないでしょう。
その「Jumping Jack Flash」はストーンズのスタジオバージョンを基本としたアレンジが実に素晴らしく、これが単なるカバーでなくリアムとスクワイアそれぞれの魅力を活かしたカバーに仕上がっていました。
何より今回の見事なギターロック・アルバムは音楽リスナーなら誰もが惹かれるような素晴らしい内容であり、それら楽曲の良さはライブ映えも一流。この新鮮でエッジのあるサウンドもイヤモニ録音ならではのダイレクト感でたっぷりと味わえる驚きの最新かつ最速ライブ・ドキュメンタリー!
(59:41)
1. Ski-ing (George Harrison)
2. Just Another Rainbow
3. One Day at a Time
4. I'm a Wheel
5. Love You Forever
6. Make It Up as You Go Along
7. You're Not the Only One
8. I'm So Bored
9. Mars to Liverpool
10. Mother Nature's Song
11. Raise Your Hands
12. Jumping Jack Flash
Liam Gallagher - vocals
John Squire - guitar
Barrie Cadogan - bass
Joey Waronker - drums
Chris Madden - keyboards