【1】概要
・西独TELEFUNKEN社が1965~1967年に製造、販売した中型ブックシェルフスピーカーの傑作、Hi-Fi Klangbox WB60 オリジナルのペアです。
・使用されているユニットは18cm口径ウーハー(フルレンジ)と13cm×8cmツィータです。
・いずれも大型の馬蹄形アルニコマグネットが採用されており、芯のある素晴らしい音を奏でます。
・特にウーハーのマグネットは巨大とも言ってよいサイズです。
・出品のシステムはドイツから輸入したもので、音も外観も良好です。
・円安などの影響で輸入価格、輸送費用が高騰しております。
・この価格での販売はこれが最後になるかもしれません。
・特性測定結果も良好でビンテージでありながら伸びのあるワイドレンジな音を楽しめます。
・詳細仕様につきましては下記URLを参照ください。 https://www.radiomuseum.org/r/telefunken_hi_fi_klangbox_wb60.html
【2】仕様
・型式:Telefunken: Hi-Fi Klangbox WB60
・インピーダンス:4オーム
・定格入力:15W
・再生可能周波数帯域:40~18000Hz
・サイズ:幅225mm、高さ470mm、奥行き165mm
・重量:10.6Kg(pair)、梱包重量=約15Kg
・外装仕上げ:白のラッカー仕上げ。外装レストア済。
・前面ネット:銀と白による布メッシュ
・吸音材:内部にグラスウールがぎっしり詰め込まれています。
・状態:この時代のヴィンテージ製品としてはキレイな方かと思います。
・画像8は別システムの時のものです。出品のシステムはオリジナルを保持するため裏板も外していません。
・入力端子:2Pのハーモニカ端子でYラグ、またはケーブルむき出し線が接続可能です。
・バナナプラグ、極太ケーブルなどほとんどのタイプのスピーカー端子が接続可能な金メッキ金属削りだしのアダプターが付属します。
・スピーカーのリード線はTelefunkenオリジナルのままです。
【3】音
・以下は主観ですのでご承知おきください。
・このシステムの特徴は非常に低音が強力で音楽の土台をがっちり支えていることです。
・入力音楽ソースは1950-80年代のアコーステックなクラシック、JAZZが得意で生き生きと再生します。
・定格入力が大きいので広い部屋でも十分な音量が高品質で得られます。
・能率は高い方ですが、音質的に大き目の出力を有するアンプが良いかと思います。
・S/N(信号対ノイズ)比が大きく、雑音が少ない音です。静寂から音が立ち上がってきます。
【4】測定結果
・左右の音質、音圧レベルはよく揃っています。
・ヴィンテージとしてはワイドレンジであることが分かります。
http://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_347256.html
(2024年 5月 12日 16時 47分 追加)お近くの方でしたら試聴可能です。