超希少なアバルトステアリングです。普通のABARTHステアリングと違い、6時方向のスポーク穴上にABARTHの刻印があり字体も異なります。サイズもレアな直径315mmのタイプです。小さく古い車、フィアットアバルト850とかポルシェ911Rなどに似合うと思います。
最近このモデルのリプロダクト品『アバルトCISITALIA320mm』が「当時のABARTHオリジナルステアリングと寸分違わぬ形状で再現、320mmというコンペティティブムード満点の小径タイプは古き良き時代を蘇らせてくれる」との謳い文句で出回っているようですが、
やはりオリジナルは迫力が違いレザーの納まりや縫製がリプロとは異なり緻密な感じがします。年代なりの自然な経年劣化はありますが使用頻度が少なかったようで、縫製箇所のほつれやレザー部分の破損は見られなくとても良い状態をキープしている個体です。写真で細部ご確認お願いいたします。なかなか出回らないステアリングです。探されていた方この機会にいかがでしょうか。
(2024年 4月 26日 20時 23分 追加)
モモのカテゴリーに出品しているがMOMO製ではないのでは?とのご質問いただきました。MOMO製かどうか定かではありませんのでご了承お願いいたします。ABARTHのロゴか角張っていなく丸っこいところ、裏面にMADE IN ITARYの刻印が無いこと、スクエアステッチの雰囲気から、アバルトステアリング初期のFUSINA製かもしれません。
またグリップ径をノギスで測ったところ、直径は約29mmでした。因みにランチアデルタ純正は30mm、037ABARTHステアリングは31mmでした。レザーの硬化は少なくもちっとした柔らかさがあり表面カサカサはありません。