ルイスレザーがタイトで洗練されたシルエットになった70年代最初期に廃番となり、
ほとんど流通しなかった、幻の70年代製の襟付きシングルジャケット、
60年代の大きめのつくりから一転、現代のデザイナーズやタイトフィットのような、
ヴィンテージにおいて唯一と言える、現代的な美しい洗練されたシルエットを持つ、
コレクターの理想を具現化したような襟付きシングルジャケットとなっており、
サイズもタグが付き偽りの一切無い42をわずかな着用感のみ、
ヴィンテージとして非常に良好な状態を保つ、スペシャルな一着を出品します。
UKライダースの最高峰であり、実用面だけでなく、
そのデザイン性の高さから現在は世界最高峰のライダースブランドとして、
現在の国内外デザイナーズブランドにまで影響力を持つルイスレザーのなかで、
ライトニングやサイクロンのダブルジャケットと共にブランドを代表する、
襟付きシングルジャケットのなかでも、70年代ではサイクロン以上の希少価値を持つ、
ほとんど流通せずに生産終了となってしまった幻の70sパッチ付きのものです。
今回出品するのは、そのヴィンテージではほとんど現存していない、
シルエットが大きく改良された幻の70年代モデルであり、
その希少価値は、60年代につくられた襟付きシングルジャケットとも比較になりません。
魅力的なデザインの襟付きシングルは、非常に希少価値が高くほとんど流通しておらず
ファッションとしても、70年代ルイスレザー特有の洗練されたタイトなシルエットなど、
バイカーズファッションからストリートはもちろんのこと、革質の優れたヴィンテージの襟付きシングルのデザインを、
エディ・スリマン氏や高橋盾氏が、私物として着ているように、デザイナーズまでモードまで、
年代、ジャンルを問わず着ていけるまさに一生物のジャケットです。
古い年代のモデルのほうが希少価値が高いと、お考えになられる方もおられるかもしれませんが、
ヴィンテージルイスレザーの襟付きシングルジャケットはその常識が通用しません。
60年代ではライダースジャケットといえば、この襟付きシングルジャケットというほどに、
ハイウェイマンなど他ブランドを含め、非常に多くのものが流通していましたが、
60年代後期になると、ライトニングやブロンクスの人気が高まり、
次第に襟付きシングルジャケットの需要や流通は少なくなっていきました。
またその60年代当時は、ライダース下へ厚手のインナーを着込むことが多かった理由から、
60年代はシルエットも大きいものが多かったために、襟付きシングルジャケット以外のモデルでも、
腕や胸周りが太くつくられていましたが、AVIAKIパッチと青羽がつく70年代に入ると早々に、
細身に着こなす当時の流行の変化を捉え、一転してシルエットがタイトに美しく洗練し、
現代的なシルエットをヴィンテージで叶える唯一無二と言えるブランドになりましたが、
その70年代には襟付きシングルジャケットのほとんどが流通しておらず生産終了となりました。
そのため、襟付きシングルジャケットが見つかったとしても、
9割以上が60年代モデルとなっており、洗練したルイスレザーらしいシルエットを持つ、
70年代の襟付きシングルジャケットは、年代が古いこと以上に、
ヴィンテージでは希少価値においても高く、お金を出したとしても存在自体が無いため、
ルイスレザーに強いヴィンテージの専門店でも入手することが非常に困難と言えるものです。
何より、襟付きシングルジャケットは、ダブルのジャケット以上に、
どんな場面でも着ていけるデザインと、インナーにパーカーやTシャツ、
ニットにシャツなどなど、どんなものも合わせられることも恩恵にあって、
ボトムのシルエットやカラーも選ばず、幅広いスタイリングが楽しめるなど、
一着所有すると手放せないモデルとなることも理由となって、
個人売買やヴィンテージ店への流出も少なく、
そのリアルクローズにおいて本質的に優れた魅力から、
ルイスレザーのコレクターが最後に行きつくモデルでもあり、
今回のような条件を探されていた方は非常に多いのではないでしょうか。
また、今回の一着の特筆する点は、デザインとシルエットに留まらず、
画像のとおり、一目でヴィンテージと分かる最高の大当たりといえるシボのある革質も、
復刻ブランドがどんなに新品の革質を見た目や感触から再現して、
進歩した高度なヴィンテージ加工の技術を用いたとしても、
当時の手作業による高度な一つひとつの工程と、時間が齎した本物であり、
この魅力や凄みは一朝一夕にはつくれないことを、
当方と同じ、ヴィンテージファンであれば分かって頂けるはずで、
また60年代ではコンクリートに触れるだけで傷が付く銀面の柔いものが多かったですが、
70年代のジャケットであるため、その革質も耐久性が飛躍的に向上しており、
銀面の張りが強く、厚みもある非常に耐久性の高いタイプのうえ、
画像ではシワにみえるジャケットの表面は、革質の良さから生まれるシボで、
しっとりとオイルを含むなど、ルイスレザー70年代当時の最上グレードの革を持つ、
コレクターの探す、一生物としての条件を全て備えている最高の条件です。
サイズは上記のとおり、一切不正の無いサイズタグ付きの42インチ、
肩幅49cm、身幅58cm、着丈65cm、袖丈65cm、オリジナルのままサイズ直しなどもしていません。
70年代最初期で廃番となったモデルだけに、つくられたのはその70年代最初期のため、
この時期は以降と比較しても洗練されたつくりになっている恩恵もあって、
適材適所に細みのアーム、ウエストが絞られて裾に広がるシルエットまで、
70年代につくられたとは思えない現代的なシルエットを持ったもので、
デザイナーズブランドと相性良く使って頂ける最高のライダースジャケットになるうえ、
シルエットだけでなく、着心地もルイスレザーの魅力の一つであり、
当時の高級ジャケットであるため、その点でもデザイナーズブランドにも引けを取りません。
何より、状態が素晴らしく、ヴィンテージらしい軽い着用感のみ、
現行モデルを着用する方にもおすすめ出来る、極上美品と言える状態を保ち、
すべてのフリンジがカットされているのみ、それもカントリーマンのような雰囲気で、
それを外せばコルセアのようにもなるものとなっており、
パーツも全てオリジナルで、ヴィンテージルイスレザーとしてはほとんど現存していない、
非常に良いコンディションで、コットンキルティングの裏地も非常に綺麗な状態でダメージなく、
内ポケットも付属し、コンディションを重視される方にも喜んで頂ける素晴らしく良い状態です。
シルエットを重視したファッションは完全に定着しており、
とくにその需要をヴィンテージの襟付きシングルジャケットで適えるという価値は
洋服の歴史の意味としても大きく、後にも先にもルイスレザーにおいては、
この70年代にしか存在しておらず、この数年はヴィンテージが極端に減ってきているため、
このような素晴らしい状態で見つかることは奇跡的とも言える状況で、
これから先、益々、希少性と価格が高くなって行くことは間違い有りません。
今年の秋にフリンジ跡を外しての出品を予定していただったシングルジャケットのスペシャルを、
今回は家族のIDに親類の事情のための出品にコレクションから特別に手放しますが、
当方の代わりに今後何十年でもご愛用頂ければ嬉しいです。
自分だけの人生、ぜひ第二の皮膚へ、スペシャルなルイスレザーの一生物をお選びください。