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フランス5フラン銀貨 (1960年)
フランスを象徴するような絵柄の美しい銀貨です。
コイン表面は、フリジア帽を被るマリアンヌを描いた「種をまく女性」が描かれております。種を蒔き、豊かに育てる強い女性の象徴として19世紀末から現在のユーロまで描かれ続けており、幾多の時代を越えて様々な人々に愛され続けているフランスを象徴するデザインです。コイン裏面は、そのまいた種が実り収穫した「小麦」「ドングリ」「オリーブ」の3種類を混合した小枝が描かれております。このコインは1959~69年までは銀83%を含有した銀貨でしたが、それ以降の5フランは白銅貨になっています。