ヴィンテージ アンティーク 顕微鏡 F.Koristka Milano #15092の落札結果

中古

特徴
イタリア、20世紀前半
製造国：ミラノ（前タリア）
説明：Fratelli Koristka Milan製顕微鏡（対物レンズと接眼レンズ付き）。当時の木箱入り。全てオリジナルでクリーニング、磨き等はしておりません…鑑賞用としてご利用ならば磨きを掛けてビカビカの真鍮地金の輝きにして頂ければ素晴らしいディスプレイとなるでしょう。
とある研究所にて使われていた物と聞いておりますが、現状、レンズ、ミラー類のクリーニングを行えば十分実用に耐え得るレベルに有ります。

近年ドイツ、イタリア製の古い顕微鏡は高騰しております（ebay等海外のオークションを見て頂ければ一目瞭然です）。戦前から国内にて大切に使用されて来た物ならではのリーズナブルな価格での出品ですのでどうぞ宜しくお願いします。

此のレベルの品物は近年中々出て来ないと思います。

商品状態：
商品は良好な状態ですが、若干の使用感があります。写真では商品の実際の状態をできる限り正確にお伝えするよう努めております。

フランチェスコ（フランツ）・コリシュカ（ヤルコヴィツェ、1851年3月1日 - ミラノ、1933年11月26日）は、ボヘミア生まれのイタリア人光学技師であり実業家で、1881年にミラノでフラテッリ・コリシュカ社を設立したことで有名です。
シレジア地方出身のコリシュカは、ドイツの光学工場で設計者として光学工学の世界に足を踏み入れ、ウィーンで、その後サルモイラギの助手として働いた後、ミラノに移り、フラテッリ・コリシュカ社を設立しました。同社はまもなく、当時イタリアで最も重要な顕微鏡製造会社となり、ヨーロッパとアメリカ全土に市場を持つ数少ない精密産業の一つとなりました。エルンスト・アッベとの個人的な関係により、彼はツァイスの特許を用いて顕微鏡や写真レンズを製造する機会を得ました。
彼は、高品質と手頃な価格を兼ね備えた「セミアポクロマート対物レンズ」を発明したことで知られています。これらの光学技術は、20世紀初頭から第一次世界大戦に至るまで、顕微鏡の普及に大きく貢献しました。第一次世界大戦中、彼はイギリス海軍士官用の双眼鏡「マレノストルム」を製作しました。
1907年、彼は農工商省工業局より労働勲章を授与されました。