・ すべてのボリュームをアルコール洗浄後に接点復活剤を塗布、ガリなし
・ すべての操作SWを分解清掃、一部のスライドSWは分解・端子磨き・接点グリースを塗布。
・ スピーカー・ヘッドフォーン リレー 3個 分解し接点磨き後に接点復活剤を塗布
・ 入出力端子磨き
・ 打診(基板を叩いて機能不良やノイズ発生がないことを確認)を実施
【調整】
・ Power AMP部の 終段バイアス電流、出力DC Offset、出力DC電圧 調整
・ Preアンプ部のDCオフセット調整
【確認内容】
・ CD, Line, TUNER, TAPE1,2,3, NORMAL, BALANCED入力で音出し確認。
・ 12Hz~120KHz までの周波数特性を測定
- NORMAL , BALANCED入力時 120KHzで -1dB程度
- プリアンプを通すと 40KHz で-3dB (この機種の仕様と思われます)
・ TONE Control ONで仕様通りに低音・高音が変化することを確認
・ PHONO は逆RIAAフィルターを通して周波数特性を測定
ほぼRIAAカーブに沿っていることを確認し、MM/MCとも正常に音が出ることは確認。
・ 8Ω+8Ωダミー抵抗負荷、21W+21W、スイープ信号入力で数時間エージング後、異常がないことを確認
・ LOUDNESS, SUBSONIC, PROCESSOR機能の正常確認
現状ですべての機能は正常です。
整備後の周波数特性は写真-10 を参照してください。
ノークレーム、ノーリターンでお願いします。